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プロセスを褒めよ


はじめに

こんにちは。いつも弊ブログを読んでくださりありがとうございます。

今回は、子供の学習能力を養うために保護者様に取り組んでいただきたいこと

”プロセスを褒める”

について書いていきたいと思います。

親のマインド×褒め方=学習能力

子のマインド

難しい問題に直面した時、子供は「頑張って解く子」と「無理だから諦める子」に分かれます。

これは生まれ持った性格の違いではなく子供のマインドセットによって変わるということが、アメリカ・スタンフォード大学の研究で証明されています。

子供のマインドセットは周囲の環境から影響を受けることが多く、それは特に親のマインド・考え方から大きな影響を受けます。

親のマインド

子供が学校のテストで100点、もしくは0点を取った時、あなたは子供に対してどのように考えるでしょうか?

  1. 生まれつき頭が 良い・悪い から結果は当然だろう

  2. 一生懸命 頑張ったから・頑張れば 取れた・取れる だろう

上記した「頑張って解く子」と「無理だから諦める子」の違いは親のマインドセットが影響すると述べましたが

1.のマインドを持つ親の子は「難しい問題でも頑張って解く努力をし、新しいことに挑戦する」傾向があり

2.のマインドを持つ親の子は「難しいことを避け、新しいの学びや挑戦を避ける」傾向があることが分かっています。

そして、親のマインドが子の褒め方に直結しているという点から、「親の褒め方」も子供のマインド形成に大きく影響していることも判明しています。

褒め方と挑戦心

同大学の研究では、テストを受けた子供達に

1.「良い成績を取れたのは、君は頭が良いからだね」
2. 「良い成績を取れたのは、君が一生懸命、勉強していたからだね」

と褒める2グループに分け、以降の学習能力を測る実験をしました。

ご察しの通り、結果は後者の方が幼少期以降の学習能力が伸びる事が判明しました。

これは自分の日常的なプロセスを褒められた子供の自己肯定感が上昇するからだと推測されています。

反対に、「君は頭が良いから」と褒められた子供は、新しい問題を解くことを嫌い、同じレベルの問題を解く傾向が強くなりました。

これは新しい問題にチャレンジして仮に失敗した時、親が自分の能力を疑ってしまうかもしれない。という不安から、失敗経験を恐れてしまうマインドを持ってしまうからです。

この実験後、前者の成績はぐんぐん上昇し、後者の成績は元の成績より悪化したそうです。

まとめ

今回の記事では、「親のマインドセット」と「褒め方」が子供の学習能力に影響を与えることを述べました。

褒める点としては以下の点のように具体的に褒めてあげましょう。

・努力を具体的に褒める(毎日コツコツ勉強して偉いね!)
・方法を褒める(自分なりの方法で解決できたことがすごいね!)
・挑戦自体をほめる(結果関わらず、挑戦した勇気が素晴らしい!)
・成長を褒める(前よりも計算が早くなったね!)

親として子供に結果を期待することは当然かと思いますが、プレッシャーにならない程度の期待をかけることが望ましいかと思います。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。

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