私の一番のファンは。
6年前に独立を決意してからあっという間に今に至る。
今まで、ありがたいことに事業が縮小することはなく、着実に大きくできてきたなと思っている。
個人事業から始まり、法人を作った。
最初の法人でできなかったことをするために、もう一つ法人を作り、最終的には統合した。
法人運営は、当初はマイクロ法人のつもりで作っていたし、大きくする気は全くなかった。
自分に、人をまとめる力はない。
そう思っていたからだ。
でも気がつけば、人が集まり、私が何かをしなくてもなんとなくみんなが自然とまとまり始めている。
不思議だなと思う。
他のメンバーとも「不思議な感覚だよね」と話している。
もちろん今まで何度も、悩んだり、不安になったり、恐怖を感じたり、落ち込むこともあった。ピンチだなと思うこともあった。でも、そういう時はどうしてかわからないけれど、必ず誰かが私の様子に気がついて「どうしたの?」と声をかけてくれる。
そして、みんなからエネルギーをもらって、気がつけばなんとかそういう山も越えられて、今に至る。
私が事業を始めたきっかけは、親友のもとに生まれた「あーちゃん」というダウン症の女の子の誕生だ。
医療的ケアが必要だけれど、医療的ケアのことを知らない母が資源のない地域でする育児を垣間見た時に、「どうにかしないと」と思って遠隔サポートを始めた。
今でこそ元気ハツラツのあーちゃんだけれど、何度も入院し、アナフィラキシーで心臓が止まり、大きな手術も経験した。
私がしたサポートなんてたいしたことじゃなかった。
けどあーちゃんのお母さんは、「725がいてよかった」と言ってくれる。
さて、そんな私の事業だが、この7月から、うちの法人のメンバーが増えた。
数ヶ月前までは私1人のマイクロ法人だったにも関わらず、今月でとうとう10人を越えた。
そこで私がどう思ったかというと・・・
プレッシャーだ。
7月1日、なんとも言えない重い気分になり、プレッシャーがズンとのしかかってきた。
「わー・・・どうしようかな。大丈夫かな。いやでも、もうこんなに動いてるし、そんなこと言ってる場合じゃないな。」
と思いつつ、ふと親友に連絡をした。
そう、あーちゃんのママだ。
あーちゃんママからきた連絡はこうだった
このメッセージで、気持ちがすんと整った私。
私の一番のファンだと公言するこの親友の存在は、本当にありがたいものだ。
さぁ、事業を大きくしようじゃないか。
リハビリテーションを、社会に還元するために。
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