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仕事の選び方?

色々な事業をする中で、いろんな仕事に誘われる。そうなってくると自分が今すべき仕事は何なのか、判断が必要となることがある。そして場合によっては優先順位をつけて、お断りすることもある。

6年前、独立を決心したもののウジウジしていた私は、尊敬する起業家の先輩からあるとき強く叱られた。

独立するんだよね?
自分で事業をするということは、嫌な仕事を断る覚悟がいる。
なっちゃんにはその覚悟はある?
「それはできません」と言って断る勇気はある?
それが事業をするということなんだよ。

それ以来、腹を括った私は、時に仕事を断る覚悟を持とうとやってきた。

おかげさまで、自分が今すべき仕事の優先順位をつけることができるようになったと思う。

そうなると、自分は仕事を選べるようになったのか?
選ぶなら何を基準に仕事を選ぶのか?というと

私は仕事を選べるようになったわけじゃない。

仕事は選ぶものではない。
選んでもらうものだと思っている。

どんな仕事も、自分に選ぶ権利があると考えるようになったらそれは傲慢だと思っている。

自分のやっている事業が
どんなささやかなものであれ
どんな小規模のものであれ
多くの人の見えない動きがあって成り立っていることを忘れたら、それはもう選んでもらえない。

自分だけでできていることなんて世の中に存在しない。
ほんのわずかでも関わってくれた人へ感謝できないなら、事業はするものではない。

自分が動くために時間を割いてくれた人へ感謝する。
自分が動くために知識を与えてくれた人へ感謝する。
自分が動くためにただ応援してくれた人へ感謝する。

例えその過程で、自分の意にそぐわないことがあったとしても
それすらも感謝できないなら、事業はするものではない。

だって、そういう人たちとの繋がりが、巡りに巡って自分に返ってくるものだから。

仕事に選ばれる、そんな働きがしたいなと思う。

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