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恥ずかしながら…。

医療職がオンラインで働くことで、今まで取りこぼされていた方に、いろんな専門知識が行き渡る。そういう社会を作りたいと思って、オンラインでの働き方塾をスタートさせた。

スタートからしばらくは、私が試行錯誤しながら進めてきたけれど、やっぱり人手は足りないし、何より私1人の知識量なんてたかが知れている。

そんなわけで、スタッフを1人増やし、2人増やし・・・とやってきた。するとありがたいことに、各部署がうまく稼働するようになってきた。本音を言うともう少しスタッフ数が欲しいところだけど、それには時間がかかるとして、兎にも角にも、動き出している。

そうなると何が起きるか。
情けないことに、私よりスタッフがやる方がスムーズになるのだ(笑)

今日のこと。受講生に渡している課題の例文を、一部改訂したカリキュラムに則して書き換えることになった。もちろん原文は私が考えないといけない。なので、修正してスタッフに渡した。すると・・・

「はい、ここが違います。修正してください。」

とスタッフから指摘が入った(笑)なんてこと!
負けず嫌いの私は、言われるがまま修正して再提出した。すると・・・

「あともう1箇所直してください!」

!!合格しない!!_:(´ཀ`」 ∠):

自分が代表で、自分が作った講座なのに、その模範解答を作るにあたって、一発合格どころか、スタッフから修正を繰り返し受ける!!!なんてことだ!!

そんなわけで、3回ほど修正を受け、無事に完成した。
スタッフからは「ありがとうございます!!!」と感謝されたものの、私の心の中は申し訳ないやら、恥ずかしいやら、複雑な感情が渦巻いた。

でもそれ以上に、ほっとした。

「ああ、私だけが頑張らなくてもいいんだ。」

個人事業をスタートさせて6年目。法人も4年。代表をする以上は絶対的に自分が全てやらないといけないと思っていた。全て私が決め、全て私ができるようになり、全て私が知っている状態でないといけない。そう思ってきた。

もちろん今でもその要素はあるし、少なくとも全ての決断とその責任は私の元にあるのだけれど、それでも私一人だけが頑張らなくてもいいというのは、なんだかとても励みになった。

まぁ、そんなことを言い訳しながらも実際のところ、スタッフからの指摘で修正に修正を重ねることになった私の模範解答。
恥ずかしながら、受講生には堂々と出すのも申し訳ないので、こうしてnoteに実態を書いてみた。

新米理事長は、日々こうして成長するしかないのだ。



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