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【実話より】成績の上がらない生徒の特徴3選

今回は長い間指導をしていく中で成績があがらない生徒の「質問の仕方」についてお話したいと思います。


特徴1 自分の実力を買いかぶっている。

身の丈にあった問題を選ばないと時間の無駄になります。

偏差値30から40くらいの、そもそも受験をして高校に行けるか怪しいレベルの生徒が
中3の遺伝の問題でひ孫や、やしゃ孫の中でまるい粒としわの粒の比率を求める問題を質問してきたりします。

遺伝の問題において、ひ孫以降の問題は手を出すなと生徒には言っています。

でもこういう生徒は「えー!知りたい!」とか「先生わかんないんですか?(煽り)」みたいなことをしてくるんですよねwww


敵を知ることも大事ですが、まずは己の実力を知ること。


特徴2 テスト直前に塾でワークをやる


学校の問題集やワークを試験前はみなさんやるのですが、
1人でやれることをなぜか授業中にやる生徒もいます。

社会のワークを塾で直前の時期にやっていたりします。

ワークは提出しないといけないから埋めないといけないんだ!
というスタンスなのですが、
実はこのスタンスでいること自体が大変ピンチな状態であることに気づいておりません。


特徴3 自分で考えることをしない。(思考に粘りがなさすぎる)

別に成績に限った話ではないですが、自分で考える癖がついてない生徒は伸びません。

よくアウトプットが大事だとかいろいろ言われているのですが、
アウトプットは自分で考える力がないとそもそもできません。

数学なんかは特にですが、解けないけど、ああでもないこうでもないと悩んでいる時間が成長をさせてくれます。

この「ああでもないこうでもない」の時間や回数をいろいろ稼ぐことが大事です。

学生や受験生は勉強以外にするべきことがない状態なので、このときにたくさん思考を巡らせる訓練が必要なのです。


僕の宿題はけっこう「問題を作って友達に解かせてきなさい」というものが出てきます。

あるいは難しい問題や工夫をして解く問題で「友達と一緒に考えて回答を作ってきてね」というものです。

これらを経験しないといくらやっても教えてもらったことや意識しておくべきことを忘れてしまいます。

昨年はE判定から逆転合格した生徒と、逆に成績を落とした生徒をどちらもみてきたのですが、
後者はまさにこのタイプで5回授業で解説したことを全く覚えていなかったりしました。



以上3つの特徴について簡単に解説しました。


もしこれらに当てはまっている場合は

前提として自分の実力が正しく認識できていない

ということが原因としてあげられます。

自己分析などはすぐにできるものではありませんから、
たくさんの自分の成績などのデータを集めて、それで傾向をつかんだりする必要があります。

そのため、自分一人では難しいと感じた場合に
個別指導などのサービスを利用してみるといいかもしれませんね。



このnoteが面白いと思っていただけたなら、
もう一個noteを読んでいただけると幸いです。

今年度指導中の生徒の逆転合格への道

成績の上げ方note

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