参考書や問題集は一つでいいとかいう大嘘について
学校の言う通りにしてうまくいったという話を僕は殆ど聞いたことがありません。
学校は1学年300人くらいいる生徒の中で1人でも成功者がいれば
それを一般化して全員に当てはめようとします。
そんなことが許されるわけがないわけなのですが、
純粋無垢な高校生や中学生はそれを真に受けてしまって
大変なことになるわけです。
きっと高校教師の多くはこう言ってませんか?
「いろんな参考書や問題集に手を出しても何もかもが中途半端で身につかないぞ。一つの参考書、問題集を使い倒す方がいいんだ!」
と。
そこで一つ言わせていただこうと思います。
それホントか?特に高校の理科はそうじゃないよ。
実際のところ高校生がよく使っている理科のテキストであればこうです。
セミナー〇〇や〇〇重要問題集は定期テストの試験範囲に入れるべきではない。
学校でこれらを持っていることが多いと思いますが、
これは正直なところ「得意な人がさらに伸ばすための問題集」と思っています。
発展問題のレベルはもちろん共通テスト~私立や国立の二次試験レベルのものもあります。
ただ、これを高校2年生や高校1年生に解かせるとなると話は別です。
試験範囲に発展問題が入っていれば生徒はみなこうします。
試験で赤点をとりたくないから適当に覚えて理解しない
こうなってしまっては出題者や先生の意図からは離れてしまって本末転倒なのです。
ただ、高校生中学生は自分の裁量で解くべき問題捨てるべき問題の判断ができません。
捨てるべきか解けるようになるべきかわからないから
全てをできるようにならなければいけないという不安にかられてしまいます。
さらに高校側、学校側としても問題となるのが
学校単位の合格実績や成績にも響いてくるところですね。
ほとんどの学生が解法を理解しないまま定期テストに挑んだ結果、実力テストや模試で成績が振るわない。
という負の副産物もできてしまうわけです。
学校は可能な限り全ての問題や範囲を授業するべきなのですが、
学習塾でも広く浅くという戦略で生徒に勉強を教えがちです。
点数が取れたら勉強のやる気が出るから、というのはもちろんですが、
ゲーマー特化型の寺子屋いなふや、ゲーマーの視点から言うと
なぜかよくわからないけど10点上がるよりも、1問でも2問でもいいから自分の思い通りに回答して正解を勝ち取る方が嬉しい
これに尽きると思います。
それをするために何をするかは明確で、
しっかり一つ深く理解して、それを試験本番で再現すること
ここに力を入れて勉強をすべきではないでしょうか?
特に2年生や1年生はどうせ3年生で夏休みとかに復習はすることになるのですから
そこでやり直さなくてもいいようにするのがいいと思いますよ🎵
そのための方法は過去のノートで
「三種のテキスト作戦」等で解説していると思いますが、
それも1年以上昔のnoteなので
また新しく書き直しておこうかなと思います٩( 'ω' )و