【奇跡の逆転合格】偏差値30から福岡大学現役合格をする秘訣 part3 精読
こんにちは、今回はこちらのnoteの更に続きになります。
前回のnoteでは夏休み後くらいまでの指導として
文法を一部に絞って特化するようにしていました。
本当は全ての文法についてある程度の完成度にしておきたいのですが、
今回は文法が終わったあとの話になります。
文法が終わったら早速長文対策に入ります。
勘違いしてはいけないのですが、本当は文法の前に単語や熟語もある程度覚える必要があるのですが、
逆転合格を目指す生徒の場合、
単語や熟語は生徒に任せる形となります。
模試の長文の精読をやっていきます。
精読と言われてもピンとこないと思いますが、
精読のイメージは精読しながら長文中に出てきた文法を指摘していくことです。
具体的なことは以下のnoteにも書いているので読んでみてください。
文法に気づいたら、「これは原形不定詞だから書き込んでおこう」
このthat は関係代名詞だから()に入れて、直前のこの名詞に矢印を書いて、
修飾、被修飾の関係がわかるようにしよう。
ということを授業を通してやっていきます。
実際に精読した過去問がこちら
これらの要素はいろいろありますが、
一言でいうと
この長文を音読したらすべての単語、文法、答えの根拠、段落ごとの要約がわかるように仕上げること
になります。
これを作成することに全力を注ぎます。
さすがにこれは60分の授業では間違いなく完成しません。
生徒の単語力や理解力、文法力、問題そのもののボリュームにもよりますが、
偏差値30台の場合は3時間~4時間ほど使って英語長文の精読が完了することになります。
これを試験までにどれくらい作成できるのかにかかってきます。
そして、この精読した長文を
試験本番までに何周音読できるのかが、
成績アップのポイントになります。
だいたい、模試の長文を4コマ~8コマほどやっていたらまた次の模試が来るので(高3の場合)
ひたすらそれを繰り返していくことになります。
なお、細かい精読の要素は以下のnoteに細かくまとめています。
大事なのは
単語・熟語の意味(オレンジ)
文法(赤)
形容詞句・節 ()
副詞句・節〈〉
名詞句・節[]
SとV
これらを一目見ただけでわかるように長文に書き込んでいく作業をしていきます。
精読を自分の力で精読できる生徒は偏差値55とか60くらいにならないといないでしょう。
なので、逆転合格を目指す生徒に対しては先生が一緒に授業でやることになります。
精読できた長文が完成したらあとは寝る前に音読をさせるだけ。
この音読は生徒が自主的にやらないといけないのですが、
だいたいの生徒これができないです。
授業の時間を使ってでも毎回授業の最初に前回やった内容をすべて音読させています。
自学の仕方がわからない生徒が偏差値40とか30台に行っているケースがほとんどなので、
まずは授業で自学の仕方も教えてあげるのが寺子屋いなふのやり方です。
逆転合格を目指すには手取り足取り教えてもらわないと生徒は体が硬直して勉強を始められません。
やることのハードルをいかにシンプルに、
そしてそのハードルを下げるかが、
逆転合格の鍵となるのです。
そしてその成果が今年の全模試E判定からの合格体験記になるわけです。
英語などの「積み重ね」が大事な科目は突然成績が飛躍的に上昇するので、
このような逆転合格が起こり得るのですが、
できることなら模試の段階でこういう体験をさせてあげたいなぁというのが先生としての正直な気持ちです。
そのほうが精神衛生上も健やかですし、勉強が楽しいと思えるので。
このnoteが面白いと思っていただけたなら、
もう一個noteを読んでいただけると幸いです。
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