【中学生 夏休み 数学 成績アップ】夏期講習の実績報告
こんにちは。
今回は夏期講習中の数学の学習指導の報告になります。
前回は英語の報告をしたので、こちらもよかったら読んでみてください。
結果から先にお伝えすると。
関数が受験レベルの問題がスムーズに解けるようになった生徒が誕生しました誕生しました。
1人の生徒が今回夏休み毎日勉強しにくるようになりまして、
その中で僕が1人を担当することになりました。
計算スピードは申し分ない、でも精度がお粗末。
計算スピードは僕が普段から指導している寺子屋いなふのオンラインの生徒と比べると
3倍くらいあるのですが、精度は半分くらいでした。
計算ミスが犯罪(誇張表現)であることは過去のnoteにもありますし、
Youtubeやインスタグラムに動画でもアップロードしています。
これらの2つがあります。
まぁ大事なのは
計算ミスをしているとどれだけ実力をつけても運ゲーになってしまうということです。
なので、その計算ミスをなくすのも兼ねていろいろな問題を解かせました。
今回は一次関数と二次関数の問題を仕上げました。
夏休みに「動く点の問題」について質問を受けました。
その時だけわかればいいというその場しのぎの指導ではなく、
「それを完璧にマスターしてテスト本番でも解けるレベルにする」
ということを目標にやりました。
福岡県では10月1日と11月1日あたりに行われる実力テストが私立高校の前期入試に関係する。
ということがありまして、
過去に塾の方で見せていただいたデータなどでは
テスト本番の点数ももちろんですが、
この実力テストの点数によって合否が分かれているということがわかりまして
10月11月の時点でもある程度得点源になる単元を作っておくことは
受験の戦略においてとても大事なのです٩( 'ω' )و
そこでワンパターン戦法で点数が取れる単元を新たに増やすことにしました。
しかし、これは
計算ミスがないという前提のもとで成り立つ戦略なので、
計算ミスを3割くらいでやってるうちはやらないでくださいね。
テーマは動く点の問題
こんなヤツですね٩( 'ω' )و
これの解説をするのですが、
僕はこれがすこぶる得意でした。
学校の先生や解説などではx秒後の点の位置をなんとなく書いて
それでxとかyを使って表していく作業ではあるのですが
今の中学生に文字を使ったまま式を作ったり、x秒後の世界なんてイメージさせるのは至難の業。
こういうことができるのは偏差値60を越えてからだと思うので
まずはそこまで到達できなくても誰でも解けるワンパターン戦法を考える必要があるのです。
そこで完成したのがこちらのnote
https://note.com/online_teacher/n/nc41a9a2d9224
こちらの方で解説している通りに生徒に解かせてあげました。
結果として過去問演習でバッチリ正答しました。
関数の他に連立方程式の文章題の解説も行いました。
こちらは画像一枚で完結する解説なので下に貼っておきます。
夏休みの戦略としては
難しい連立方程式に着手する以前の問題の生徒はこちらの初級編で式を作れる問題を演習させました。
実際のところ、偏差値低めの高校であれば、これで入試本番も正解できるので、
食塩水とかそういう問題は完全にスルーしてもいいケースが多いです
ただ、福岡県の特徴なのかもしれませんが
昨年の生徒数と今年の生徒数で何%か増えたり減ったりする問題をよく見かけます。
%の問題が入試ではちょくちょく見かけますね。
なので、入試対策としては%の問題に関してはしっかり時間をとって解説していかないといけないですね。
その代わりに橋やトンネルを渡る問題とか池の周りをはしる問題は殆ど見たことがないですね。
使うことのない問題や解くことのない問題の解説は省略することが多いのですが、
本当はそういうことはしないほうがいいです。
ただ、そうでもしないと終わらない、練習量も時間も確保できないレベルのピンチな状況下の生徒にはそうしています。
まぁ僕にはピンチな生徒しか来ないんですけどね
最後に夏休みの課題テストの結果
夏休みの課題テストが返ってきた生徒が多いのですが
大問1は75%~85%の正答率で行けた生徒が多かったです。
一方関数の問題や方程式の問題で0点の生徒が二人いました。
夏休みの終わり際に関数と方程式をやって、練習ではうまく行っていましたが、
実際の答案を見ると
問題文をそもそも読めてない
答えが答えの体をなしてない
などのミスが見受けられました。
実際の問題に関しても見て解説をしないといけないものにはなるのですが、
これは今直前に迫っている2学期の中間試験が終わってから指導ことになっています。
ただ、見てわかるのが
勉強して対策すればするほど緊張してしまう
というのがよくわかる答案でした。
夏休みと全く同じ問題だったにも関わらず、模試の現場ではそれを完全に気づいてなかったり、何をすべきか見失っていたりしました。
「あぁ、君はそういうタイプの人間なのね」ってことで僕はすぐ納得は行きましたが、
生徒本人はあまり納得していないご様子でした。
勝って当然の試合を勝つのが難しいように、
今までは全然できなかったのに、それが突然できて当然のレベルまで引き上げられた問題ほど緊張するものはありません。
しかし、これが今の生徒の試験本番で発揮される実力ということですね。
夏休みよりは10月11月くらいに芽が出ればいいなぁと思っております。
緊張して解けない生徒もいましたが、逆にすんなり解けて○にしてくる生徒もいました。
いい結果も本人が納得いかない結果もどちらもあった夏期講習だったと思います。
全員を僕が担当して、個別指導でガッツリできればいいんですけどね、
がっつり見ているように書いていますが、実際は1日に30分くらいしか横に座って指導できる時間がありません。
1週間で1日しか合わない生徒も多いので、1週間で30分の僕の指導がメインで、
一部の生徒は1週間に1時間~2時間くらいは僕から直接指導が受けられる感じです。
僕が横にいないときにどんな濃密な時間をすごすのかが受験勉強ですね٩( 'ω' )و
ここから猛スピードで受験まで駆け抜けていくと思います、受験生の方も
受験生の子を持つ保護者の方も一緒に頑張っていきましょう♪