【奇跡の逆転合格】偏差値30福岡大学現役合格する秘訣 part2 最初の1歩目
今回はこのnoteの続きとなります。
生徒の情報 偏差値30 模試全部E判定 週1回120分 宿題は最低限しかしてこないことのほうが多い
という状態で始まった今年の福岡大学チャレンジ。
E判定を取るということは基本的には逆転合格は無理とよく言われる判定になります。
先に伝えておきますが、1日8時間とか10時間する体力がない生徒を
合格に導くわけですから、ある程度の割り切りは必要になります。
大手の学習塾などでは8時間勉強等を当然の様に進めて来ますが、
それが期待できない生徒やできない生徒に対しては
別の戦略で逆転合格を目指すしかありません。
そういう意識の変化というのは本人の中で価値観が変わる出来事がないと難しいでしょう。
そんなわけで僕が最初に手を出したテーマは
動詞の文法です。
まず最初に始めた勉強 時制と完了形
私立の入試問題(特に福岡大学 西南学院大学)といった学校は共通テストが始まっても出題傾向を変えず
文法問題がけっこう多いのが特徴です。
そこでまずは単語とかをやるわけではなく、文法をやりました。
動詞の扱いや動詞の変化の文法はかなり種類があります。
時制
完了形
助動詞
受動態
動名詞
不定詞
分詞
分詞構文
仮定法
実は多くが動詞の変化を伴う文法であり、
このタイプの問題を1問でも落とすようでは、福岡大学は受かりません。
※難関私立のバチクソ難しい文法問題は除きます。福岡大学西南学院大学は文法問題も難易度が受験英語としては優しめです。
これらをまずはいかに早く終わらせるかが鍵になります。
それに追加して
関係代名詞
関係副詞
比較表現
を最初に扱う文法としてあげておきます。
逆にこれら以外は一切文法の学習をしなくても福岡大学に受かる勝算はあることになります。
そして、これらの文法表現をマスターするためにやったことが
寺子屋いなふ恒例の
3種のテキスト作戦になります。
これらを用いて1つのテーマ毎に複数の問題集を用いてマスターをしていきます。
到達レベルは 長文問題でその文法が出たときに指摘できること
文法を一通り終わらせたあとにするのが長文読解になりますが、
そこで関係代名詞や不定詞、動名詞、分詞や分詞構文が指摘できるレベルになっていたら合格です。
それぞれのテーマで4時間以上は授業で扱わないと、ちゃんと実力として身につかないので、
4時間×12テーマほどなので、48時間(120分授業でいうと24回 月日でいうと6ヶ月)を文法の準備に費やしました。
正直国立大学や共通テストでは絶対に間に合いませんが、
福岡大学レベルなら間に合わせることができます
※福岡大学以上のレベルは間違いなく通用しません
次のお話はこちら
おまけ 授業する側としての意識
当然ですが、並の受験生では自学で身につくことにも限界がありますし、
自己管理能力もそれほどありませんので、
ある程度こちらで管理する必要があります。
特に授業中で習熟するまでやることが大事です。
偏差値が50を超えられない生徒というのは、授業で理解 宿題で定着 という流れにはまずならない
理解がしっかり及ぶ感覚がそもそもわからないので、
そこまでをこちらでエスコートする
自分で「本当の理解」をする瞬間をこちらで何回上手に演出するのか、
これが講師の腕の見せどころになります。