マーヤのヴェールとは?ドラマ『初恋の悪魔』から学ぶ思い込みを超える方法
という言葉を知っていますか?
この言葉から学べることがあったなぁと思っています!
(以下、ネタバレはありません。)
『マーヤのヴェール』とは? -囚われた思い込み-
「マーヤのヴェール」という言葉は、ドラマ「初恋の悪魔」で取り上げられた言葉です。
このドラマは、捜査権を持たない4人が難事件を解決する物語です。4人は推理を始める前に人差し指を額に当てて、「マーヤのヴェールを剥ぎ取るんだ」と言って、視点を切り替えて問題解決に向けて取り組みます。
(私もテレビの前で同じポーズをして、一緒に推理していました。笑)
「マーヤのヴェール」とは、
ショーペンハウアーの『意志と表象としての世界』に出てくる概念で、“現実に囚われると本質が見えなくなる”という意味を持ちます。つまり、人間は自分が思い込んでいることに囚われてしまい、その思い込みによって本質を見失ってしまうということなんです。
この言葉が示すように、問題解決には自分の思い込みや偏見を排除することが必要です。思い込みや偏見を排除するには、視点を切り替えることが必要で、そうすることで、自分が抱える問題に対する新たな見方やアプローチを見つけることができます。
問題解決に向けた『マーヤのヴェール』の活用法
例えば、仕事でうまくいかないことがあった場合、自分が思い込んでいることに囚われず、客観的に状況を見つめることが必要だと思います。
実際に自分の考え方や手法に縛られず、新しいアイデアを取り入れたり、別の視点から物事を見たりすることができると、解決策が見えてくるかもしれません。
また、「マーヤのヴェールを剥ぎ取るんだ!」と唱えて、自分自身を奮い立たせることも有効だと思います。笑
この言葉はドラマの中でも、問題解決に必要な冷静な判断力を取り戻すための言葉であり、自分自身に対する言い聞かせでもありました。この言葉を唱えることで、問題に対する自信を取り戻し、前向きに取り組むことができるかもしれません。
ただし、残念ながら、問題解決に万能な方法はありません。つまり、自分なりの問題解決の方法を持っておくことが大切です。問題解決においては、人それぞれ異なるアプローチや考え方があると思います。自分自身が最も適した解決策を見つけるためには、自分自身の強みやスキルを見つめ直して、把握しておくことが重要になります。
また、
視点を切り替えること
は、新たなアイデアや視点を見つけることにもつながります。問題解決には、常に新しいアプローチが必要だと思います。逆に、自分の視点に固執することは、問題を解決することを妨げる可能性があります。そのため、問題解決に取り組む際には、様々な視点から考えることが必要になってくるのです。
ドラマ「初恋の悪魔」で出てくる、「マーヤのヴェールを剥ぎ取るんだ!」というセリフは、物事を客観的に見ることの重要性を訴えるものでもあるのだと私は思います。
人間は、自分たちが考えることや感じることによって世界を捉える傾向があります。ですが、その捉え方が必ずしも正確なものとは限りません。私たちが認識する現実は、常に主観的なものであると言えるでしょう。
だからこそ、このような主観的な見方に囚われず、客観的に物事を見ることができれば、より正確な判断ができるようになると思います。
そのためには、「マーヤのヴェールを剥ぎ取るんだ!」という言葉を思い出し、自分の思い込みや偏見から解放されることも必要かもしれません。
また、視点を切り替えることは、コミュニケーションにおいても重要です。相手の視点を理解することで、より深いコミュニケーションができるようになります。また、相手の視点を理解することで、問題解決のヒントを得ることができるかもしれません。
「マーヤのヴェールを剥ぎ取るんだ!」という言葉は、その意味するところが広範囲にわたることがわかります。それは、単なるドラマのセリフとして聞いていても、深い意味を感じることができる言葉であると思います。
私たちが物事を見る際に、自分の思い込みや偏見に囚われず、客観的に物事を見ることができれば、より正確な判断ができるようになります。そして、その結果、問題解決につながるアイデアや解決策を見つけることができるかもしれません。
さらに、問題解決に必要なこととは?
さらに、問題解決に取り組む際には、単に視点を切り替えるだけではなく、新しいアプローチや発想が必要な場合もあります。
ここで重要なのは、
常に自分自身や他者に対する先入観や偏見に囚われない
ことです。先入観や偏見があると、本当に必要な解決策を見逃してしまう可能性があります。そのため、自分の中にある“マーヤのヴェールを剥ぎ取ること”が、解決に向けての第一歩となるのです!
加えて、問題解決にはチームワークも欠かせないと思います。(「初恋の悪魔」で事件を捜査するあの4人たちのように!!)
個人だけでは解決できないような問題に取り組む場合には、複数の人が協力し、それぞれの視点や専門知識を共有することが必要になります。そして、その過程で、他者の視点や意見に耳を傾け、尊重することが重要です。自分の思い込みに捕らわれず、他者の視点や意見を受け入れることで、より多角的な視点から問題を解決することができるのです。
最後に、マーヤのヴェールという言葉が表すように、私たちは日々様々な思い込みや先入観に囚われていると言えます。
ですが、そういったマーヤのヴェールを剥ぎ取り、新しい視点や発想を持って問題に向き合うことが、よりよい未来を切り拓くためには必要不可欠です。
常に自分自身や他者に対する先入観や偏見に気を付け、柔軟な思考力を養うことが、問題解決に取り組む上での重要な要素となるのです。
あなたも”マーヤのヴェール”を剥ぎ取って、問題解決してみませんか?
(私も日々意識して取り組みます)
PS.
今回の内容に出てきた「問題解決能力」は非認知能力の中の1つと言われています。
この非認知能力、AIなどが発達した予測不能な今の時代に必須の能力だと言われていますが、3歳までに土台が作られるらしく、多くの学者たちは「子どものうちに育ててください」と言っているのです...
それでは今を生きる大人たちはどうすれば良いのか?
実は、非認知能力を高めることに特化した講座が弊社にはあります。
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