給湯温度の設定でガス代がこんなに変わる!?お風呂の温度設定と光熱費の関係を徹底解説!
皆さん、こんにちは!水まわりの部品専門店ONLINEJPです。
今回は、皆さんの毎日の生活に密接に関わる「お風呂」について、ちょっと掘り下げて考えてみたいと思います。皆さんは、お風呂のお湯の温度をどのくらいに設定していますか?実は、この温度設定ひとつで、思わぬところに大きな落とし穴が隠されているかもしれません。
給湯温度と設定温度、どっちが大事?
「給湯温度」と「お風呂の設定温度」、この2つの言葉、ちょっとややこしいですよね。簡単に説明すると、
給湯温度: 給湯器でお湯を沸かす際の温度
お風呂の設定温度: 浴槽のお湯を目標とする温度
です。
一般的に、給湯温度をお風呂の設定温度よりも低く設定すると、ガス代が上がってしまうと言われています。これは本当なのでしょうか?
給湯温度が低いと、なぜガス代が上がるの?
例えば、給湯器の設定温度が40℃、お風呂の設定温度が42℃の場合を考えてみましょう。この場合、浴槽にお湯を張った後、設定温度である42℃まで上げるために、追い炊き機能が働きます。つまり、2℃温度を上げるためのガス代が余計にかかってしまうのです。
どれくらいのガス代が余計にかかるの?
実際に、温度を2℃上げるためにかかるガス代を計算してみました。
上昇温度: 2℃
湯量: 180リットル
ガスの燃焼量: 1万750キロカロリー(都市ガス)
熱効率: 80%
ガス単価: 158.46円(東京ガス株式会社のガス料金表(東京都2024年9月時点)を参考に)
この条件で計算すると、温度を2℃上げるためにかかるガス代は約6.6円となります。仮に1ヶ月間(30日)毎日お風呂にお湯をためた場合は、約198円かかる計算になります。
どの温度に設定するのがベスト?
給湯温度は、使用している水栓の種類によって、推奨される設定温度が異なります。一般的に使われている水栓には、以下の4つの種類があります。
混合栓の場合は、お湯を水で薄める際にかかる負荷を軽減させるため、推奨温度が約10〜20度高くなっています。混合栓の方が、少ない湯量でためられるため、光熱費の節約につながるとされています。
給湯器の設定温度以外で光熱費を節約できる方法
給湯器の設定温度を推奨温度にする以外にも、ガス代を節約できる可能性がある方法をいくつかご紹介します。
間隔を開けずに入浴し、入らないときはフタをして追い炊きを避ける
シャワーは流しっぱなしにせずに止める
使用しないときは、モニターのスイッチを切る
省エネタイプの給湯器を使用する
浴槽の湯量を5割にする
まとめ
お風呂のお湯の温度設定ひとつで、ガス代が大きく変わることがお分かりいただけたでしょうか?
給湯温度をお風呂の設定温度よりも低く設定すると、追い炊きが必要になり、ガス代が余計にかかってしまいます。また、水栓の種類によっても、推奨される設定温度が異なるため、ご自宅の水栓の種類を確認し、適切な温度に設定することが大切です。
今回ご紹介した方法以外にも、ガス代を節約できる方法はたくさんあります。ぜひ、ご自身のライフスタイルに合わせて、様々な節約方法を試してみてくださいね。
おわりに
水まわりの部品専門店ONLINEJPでは、様々な種類のシャワーヘッドや水栓金具を取り扱っております。節水効果の高い製品も多数ございますので、ぜひ一度、私たちのウェブサイトをご覧ください。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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本記事の内容は、一般的な情報提供を目的としたものであり、個々の事情に合わせたアドバイスではありません。
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