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【合格体験記】社会人5年目から挑戦! 滋賀医科大学・山口大学 学士編入試験にダブル合格した理由と学習戦略
目次
この記事では、私立大学法学部を卒業し、社会人として5年働いたのちに医学部学士編入を目指し、見事「滋賀医科大学」と「山口大学」に併願合格を果たしたSさんの体験談を紹介します。
動画版はこちら
https://youtu.be/n-Hb03svuD8?feature=shared
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社会人経験があるからこそ感じた「医師という職業の魅力」と「後悔しない生き方」の重要性
各大学の試験形式と出題傾向、面接試験の特徴
TOEFLや理系科目(物理・化学・数学・生命科学)の勉強法
専属コーチとの学習サポートがなぜ大きな効果を生んだのか
他の受験生へのアドバイス(メンタル維持や学習計画の組み立て方)
最終的にダブル合格を実現したSさんの戦略は、現在学士編入を検討している方だけでなく、大学編入全般を目指す方にとっても大いに参考になるはずです。
合格者プロフィール
Sさんの基本情報
氏名(仮称):Sさん
学歴:私立大学法学部を卒業
職歴:社会人として5年勤務(法律やビジネス関連の分野に従事)
Sさんは、社会人としての経験を積むなかで、「自分の専門性を活かしながら、より直接的に人の役に立ちたい」という思いが強まり、医師を志すことを決断しました。大学時代は文系出身だったため、物理・化学・数学といった理系科目は大きなハードルでしたが、「自分の人生で最もやりたいことに挑戦しないと後悔する」と考え、一念発起して学士編入試験に臨んだそうです。
学士編入を決めたきっかけ
シリア難民キャンプでのインターン
大学在学中に経験したシリア難民キャンプでのインターンシップで、精神科医の方々の働きを間近で見たことがSさんにとって、大きな衝撃となりました。「医療がなければ救えない命や心がある」という事実を目の当たりにし、いつか自分もそうした現場で力になりたいと思うようになります。社会人生活5年目の転機
キャリアの岐路に立たされた社会人5年目に、「今の仕事を続けるか、それとも心からやりたいと思っている道へ進むか」を見つめ直した結果、「多少年齢的に遅くなっても、本気でやりたいことをやろう」と覚悟。会社を辞めるリスクは大きかったものの、「一度きりの人生」で後悔しないための決断だったといいます。
滋賀医科大学・山口大学 学士編入試験の特徴
本節では、Sさんが実際に受験し、合格を掴み取った2大学(滋賀医科大学・山口大学)の試験概要と特徴を整理します。どちらも「学力重視」「面接重視」の両方の要素があるため、対策の優先順位をどう付けるかがポイントです。
滋賀医科大学
1次試験(マーク式)
生物・化学・物理・数学・英語が広く出題される
問題数が多く、時間配分の難易度が高い
「捨て科目」を作ると合格ラインに届かなくなる可能性があるため、満遍なく基礎固めが重要
2次試験(記述式+小論文)
小論Ⅰ(90分/3題):自然科学分野の実験考察が中心
小論Ⅱ(90分/2題):医療倫理、終末期医療、国際医療など医師としての姿勢が問われるテーマ
資料を読み解く力だけでなく、論理的に文章を組み立てる表現力も要求される
Sさんいわく、「TOEFL対策で身につけた英語読解力が、滋賀医科大学の英語問題でも役立った」とのことです。また、小論文対策では医療倫理や国際医療に関する書籍・新聞記事を定期的にチェックし、背景知識を蓄えておくことが効果的だったそうです。
面接試験(約15分)
面接官3名・質問内容は主に経歴確認と志望動機
「理系へのブランクはないか」「社会人としての経験は医療にどう活かせるのか」といった核心を突く質問が多い
面接の結果は配点に大きく影響しないとされるが、極端に印象が悪いと合否に響く可能性あり
面接の雰囲気は淡々としており、掘り下げ質問は少なめというのがSさんの印象。とはいえ、受験者が多い大学ですから、そつのない受け答えと意欲を示すことは最低限必要となります。
山口大学
総合問題(選択式)+小論文(英語)
総合問題(選択式)
生命科学・生物・化学・物理・数学・統計など幅広く出題
年度によって難易度や出題傾向に若干の揺れがある
Sさんが受験した年は「比較的取り組みやすい」レベルだったとのこと
小論文(英語読解+記述式)
英語長文を読み取り、設問に答える形式(要点説明・理由説明・意見論述)
TOEFL学習を通じて身につけた速読力・精読力が武器になる
特に英語が得意な人であれば、山口大学の小論文でアドバンテージを稼げる可能性があります。一方、苦手な場合は早めに長文読解の演習を積み、医学・生命科学系の英単語に慣れておくのがおすすめです。
面接試験(3部構成)
第1面接(7分):大学・社会人時代の経歴やリーダーシップ経験など
第2面接(7分):編入生としての強み、一般学生との関わり方
第3面接(18分):自己開発コースでの研究計画に関するプレゼンと質疑応答
Sさんは「3部構成のうち、特に18分の面接が最大の山場」と語っています。与えられたテーマについて、限られた時間で論理的にまとめ、面接官からの突っ込みにも柔軟に対応しなければなりません。準備段階で考察不足だと、深掘り質問に答えられず困ってしまうケースが多いようです。
Sさんの学習スケジュールと勉強法
時期別の取り組み
12月~2月
TOEFL対策:1日6時間、集中して取り組む
理系科目(物理・化学):並行して2~3時間
2月末にTOEFLで77点を取得した段階で英語対策はいったん終了
3月~5月
大分大学の試験対策:生命科学の勉強を1日5時間
物理・化学も継続しつつ、書類作成(志望理由書など)
大分大の一次は通過できなかったものの、この期間の学習が基礎体力を養う土台に
6月~9月末
滋賀医科大・山口大に照準:特に物理・化学を1日6~7時間
英語も毎日1~2時間キープ(長文読解や単語のメンテナンス)
数学・統計に1日1時間ほどを割き、苦手を最小化
1日のルーティンとリフレッシュ
学習時間:平均8時間
休息法:週1日は完全にオフ(友人と食事・散歩など)
モチベーション維持:過去問を解いて成長を実感、医療関連の記事や偉人の言葉を読んで自己啓発
「息切れしないように、常に自分のメンタル状態をチェックし、疲れが溜まったら2〜3日思い切って休む」という方法で心身のバランスを保ったことが、長期戦を乗り越える秘訣だったとSさんは話しています。
合格までの苦労と乗り越え方
メンタル面での不安
会社を辞めて無職状態での受験は、精神的プレッシャーが非常に大きい
「もし合格しなかったらどうしよう」という不安は常に付きまとう
Sさんは「本当に集中できない日は割り切って休む」ことで、翌日以降の効率を高めていた
受験勉強は技術的な問題だけでなく、メンタルコントロールも大きな要素です。Sさんは「悩んでも仕方がないことは考えすぎない」よう意識することで、不安を必要以上に膨らませないようにしていたそうです。
理系科目への取り組み
大学時代は法学部出身であり、理系科目はほぼ未修に近い状態
物理・化学を「問題集の反復」で克服
数学や統計も「苦手意識」を捨て、基本問題から徹底的に解き直し
時間をかければ必ず点数が伸びるのが理系科目の強みですが、逆に手を抜くと合格点に届かなくなる危険性があります。「後回しにしないで、早めから積み上げるべき」とSさんは強調しています。
専属コーチとの学習サポート
オンライン編入学院「医学パーソナルコース」
1対1のコーチング:学習計画・教材選定・スケジュール管理をきめ細かくサポート
疑問点の迅速な解決:オンラインチャットや面談でリアルタイムに回答が得られる
モチベーション維持:実際に医学部編入試験を受験・合格したコーチの言葉は説得力が違う
決定的だったアドバイス
特にSさんが感謝しているのは、「私ならここまでやる」という明確な基準を示してもらったこと。数学が苦手で不安を抱えていたとき、コーチから「そこまでやり切れば自信になる」と背中を押され、結果的に合格に必要な点数をしっかり確保できたそうです。
これから受験する方へのアドバイス
滋賀医科大学の攻略法
時間配分力の鍛錬
問題数が多い=素早く正確に解く練習が鍵
「一問にこだわりすぎるより、取れるところを確実に取る」
TOEFL対策の活用
同大学の英語問題はTOEFL学習が応用しやすい
長文読解のスピードと要点把握力を普段から磨く
小論文対策
医療倫理・医師の社会的役割など、時事ネタや論説に定期的に触れる
実験考察(生命科学)では過去問+基礎実験の流れを理解
山口大学の攻略法
広範囲の総合問題
生命科学・化学・物理・数学・統計まで幅広く出る
得意科目で確実に点を取り、苦手科目は「捨てすぎない」
英語小論文の徹底演習
英文を素早く読んで内容を正確に捉える力を鍛える
要点整理と自分の意見をコンパクトにまとめる訓練を欠かさない
面接での論理的思考と対応力
18分間の面接では深掘り質問に柔軟に答える必要がある
日頃から「研究テーマを自分で説明する」練習を重ね、回答の引き出しを増やす
まとめ・メッセージ
社会人として5年働いてきたSさんにとって、「人生で最もやりたいことを追求する」という覚悟が学士編入試験の合格を呼び込みました。文系出身や社会人経験の有無は、大きなハンデになるわけではありません。むしろ、
法律やビジネスで培った論理思考を小論文や面接で活かす
社会経験をアピールし、医療現場での多様な視点を示す
といった形で強みに変えていくことができるのです。
最後に
「不安は尽きないし、理系科目の習得には時間もかかる。でも、覚悟を持ってやると決めればやり切れるはず」とSさんは振り返ります。週1日をしっかり休むなど、自分なりのペース配分やメンタルコントロールを実践しながら継続することが、合格への最短ルートになるでしょう。
これから滋賀医科大学や山口大学、あるいはほかの医学部学士編入試験を受けようと考えている方は、ぜひSさんの体験談を参考に、「自分の軸」をぶらさない勉強計画を立ててみてください。 理系科目、英語、小論文、面接対策のすべてが大切ですが、その全体像を見ながら優先順位を決め、地道な努力を重ねることこそ合格を勝ち取るカギとなります。
よくある質問(FAQ)
Q1. 社会人から学士編入を目指すのは遅くないですか?
A. 医学部では、社会人経験者を積極的に受け入れる枠もあり、年齢だけを理由に合否が決まるわけではありません。むしろ社会人だからこそ得られる視点や行動力が評価されるケースも多いです。
Q2. 文系出身だと理系科目はどこまで対策すればいい?
A. 物理・化学・数学はいずれも基礎をしっかり固めれば伸びしろがあります。Sさんのように「問題集の反復」を重視し、基礎原理を理解してから演習量を増やすのがベストです。
Q3TOEFLは何点くらい必要ですか?
A. 大学・年度によって必要点は異なりますが、Sさんは77点を取得して「英語は一旦切り上げ」。あとは試験直前まで読解スピードを落とさない程度に継続したそうです。
(※目標点としては80点以上を目指す人が多いイメージですが、それぞれの学校要項や出願条件を必ずご確認ください。)
【まとめ】
本記事では、社会人から医学部学士編入に挑戦し、滋賀医科大学・山口大学にダブル合格したSさんの貴重な体験談を詳しく紹介しました。文系出身や社会人経験というバックグラウンドを武器に変えた学習戦略や、メンタルコントロール法は、これから同じ道を歩む方にとって大きなヒントになるはずです。
幅広い科目(理系科目・英語・小論文)を満遍なく対策する
大学ごとの出題傾向を把握し、優先順位を決めて学習する
コーチや指導者のアドバイスを受けて、迷いを最小化する
定期的な休息と自己肯定感で長期の受験勉強を乗り越える
こうしたポイントを押さえながら、まずは一歩ずつ着実に力を積み上げていってください。今この記事を読んでいるあなたも、Sさんのように熱意と戦略をもって取り組めば、きっと合格というゴールが見えてくるはずです。
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