【オンライン大学院紹介】ロンドン大学衛生熱帯医学大学院
イギリスの公衆衛生の花形であるロンドン大学衛生熱帯医学大学院(LSHTM)のオンラインコースをご紹介します。1998年からオンラインコースを提供しており、かなり歴史のある大学院です。
臨床試験、疫学、国際保健政策、人道危機の健康科学、感染症学、公衆衛生学の6つのコースが用意されています。
LSHTMのポイントは、修士論文(Project Report)を書く場合でも、書かない場合でも修士号取得が可能な点です。そのため、研究者志望の方から、インプット重視の方まで、幅広いニーズに応えてくれるカリキュラム構成となっています。
なお修士論文は、システマティックレビューや既存のデータ解析等が中心となります(他の大学院も同様の傾向です)。
また、1年間で修士号を取得するインテンシブコースと、2-5年かけて修士号を取得するコースの2つが用意されています。オンラインのLSHTMに通学していた知り合い(日本人)を2名知っているのですが、1名は2年で卒業し、もう1名は育児と仕事とのバランスを見ながら4年かけて卒業しました。
受験対策については、以下Noteが参考になります。
また、LSHTMはオンラインのShort Courseを提供しており、無料で受けられるものもあります。これらのコースを視聴し、授業についていけそうか判断してもよいかもしれません。
注意すべき点は、多くの科目で6月にまとめて試験が行われることです(リンク先の情報が古い可能性がありますのでご注意ください)。
志望校選択の一助となりますと幸いです!