サステナブルなノートパソコンのためにメモリ増設とCPU交換とSSDでどうにかする!?というお話。NEC LaVie S
サステナブルなのかサステイナブルなのか英語に疎い上に意識が低いのでよく知らないが、持続可能である、維持が可能であること。出来もしない横文字に流されずに、今この目の前にあるノートパソコンの持続可能性について考えてみよう。ノートPCの延命というか、CPU交換とSSDとメモリ増設についてメモ書きのようなお話しである。魔改造好きなので!
先日、近所の珈琲屋さんにノートパソコン持ち込んでるところをSNSに投稿したんですよ、そしたら「普段PC詳しそうなのにめっちゃ古いの使ってるんですねw」的なコメントを頂きましたので紹介しますが NEC の型番でいうと LaVie PC-LS150DS1TR というノートパソコンを使っている。NEC LaVie S LS150/D(2011年2月発表)・・・もう、10年以上前のモデルである。
さて、発売当時でも高性能とは言えないだろう普及価格帯のモデルなので、オリジナル状態のまま使い続けるのは(動かなくはないだろうけど)なかなか厳しいし、特にWindows10以降の搭載メモリ量は最低でも8GB欲しい。
ノートパソコンの改造(というほど大げさではないが)はメモリの増設、ストレージの交換(大容量に、速いものに、今ならHDDをSSDに)とCPUの交換(高性能なものに)で、それ以外は例外的にモニタの液晶パネルなどもありますが、換えられる部分は限られているし選択肢も少ない。また、特に(古い)低スペックのノートパソコンの改造ではCPU交換が出来るとか難しいとか出来ないとかやっても無駄とか非現実的だとか諸説あり、確かにその通りな部分はあると思うのだが、ネット界隈を見渡せばGoogle先生などいくらでもCPUの交換情報は出て来る、YouTubeなどにも実際の交換作業動画が沢山ある。一方で、やってみたら動かない!壊れた!とかいうのも目について、これが人々を惑わせる。
結論から言うと「出来る(事もある)」のであるが。。。まずやることは機種名、型番を正確に確認しろ、そしてググれ。見つけ出すのは、発売当時の同型シリーズの構成だ。例えばこれLaVie S LS150/DS6 2011年2月発表モデル
(レノボになってしまったし他のメーカーは知らんけど個人的に昔からNEC信者ではある)NECは優しいのでこんな情報が載っていて、当時の同時期発売の同シリーズを見るとLS550,LS350,LS150/DS6でそれぞれCore i5-480M i3-380M Pentium P6200が載っていて、チップセットはどれも HM55 Express なので多分普通に換えられる。私の持っているのはPC-LS150DS1TRというやつで、載ってないじゃないか…となるのだが、型番検索すると企画商品らしく(つまり、どこかの量販店やECサイトなどの専売モデルの一つか?)カタログモデルからスペックダウンされて Celeron P4600 である、HDDは微妙に容量アップの750GBなのだが、企画商品?量販店向けモデル?恐るべし。
その機種が発売された時点で世の中に出回っている同じシリーズのCPUは「だいたい」交換できるはず。これを確認するのに 元のCPU(自分の持っている方のやつ)のID(CPUID)を確認して、載せ換えたいCPUのCPUIDを調べる。CPUの詳細はググってもなかなか上位に出てこないのだが cpu-world.com とか cpu-upgrade.com など便利なサイトがあって(感謝!)調べると(カタログモデルにあったCPUの IDは ID:20655 で同じ、さらにCore i5-560M、Core i5-580M、Core i7-620M、Core i7-640M、などの上位モデルも同じ。同じ種類のCPU、アランデールという異世界迷宮でハーレムを作るのに通うお店の主人みたいな名前がついてるシリーズを一覧に出来るという素晴らしい機能がある例を載せておく。https://www.cpu-upgrade.com/CPUs/Intel/Mobile_Celeron_Dual-Core/P4600.html
NECの良いところは、裏蓋開けたら簡単にこの辺りに手が入れられるところで、機種やメーカーによっては表側からキーボード外したり大変なのもあるのでそのあたりは自分の機種に合わせてどうぞ。Celeron P4600 → Core i7-640M へ変更、メモリは最大の8Gに増設、HDDはSSDに換装。
※続く(更新までしばらくお待ちください)