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ニーアレプリカントのレビュー?感想?


ちまちまやってたニーアレプリカント(PS4のやつ)をクリアしたのでレビューっぽいのを書きます。

この記事は「ゲーム制作やゲームの分析の練習」という目的があるので、おそらく自分が担当しないであろうシナリオ、グラフィック、BGMには触れません
それにそれらの要素は考察してる人が沢山いますから今更...って感じですしね

1.ゲームの進行スピード、テンポ感

「新しいマップに行って探索し、ボスを倒す」。基本的にこのサイクルでゲームが進み、1サイクルが長くても1時間程度で終わるためテンポ感は非常に良かったです。

ダンジョンの仕様も様々で、一般的な3Dアクションゲームのステージ、初期バイオハザードのような洋館、2D見下ろしアクションのような研究施設、中にはテキストベースのステージなど、基本的なアクション要素は変えずにプレイヤーを飽きさせない工夫が素晴らしいと感じました。

周回プレイを前提として作られているが、1周目は好きな難易度で遊び、周回では難易度を落として物語をサクサク進める事ができたので先に進むのが楽になる設計がされていた。欲を言えば裏ゼルダみたいに色々反転すれば周回に新鮮味が出たかもしれない。工数どれくらい増えるか知らんけど

しかしファストトラベルが無く、移動を楽しむ要素も無いのでマップ移動はひたすら走るのみで単調なのが残念な点でした。

また、1サイクルは短いものの中断セーブが無いのも残念であった。セーブポイントは村・拠点かボス前にしか存在せず、ファストトラベルが無いこともあり、拠点から再度戻ってくるのが微妙に面倒な場所に居る時が不便でした。

2.アクションの気持ちよさ

PS3の原作を知らないのでどれくらい改善されたのかが分かりませんが、ニーアオートマタのような現代風にアクションを作り直しているらしく、昔のゲームを遊んだ時の動きが鈍いストレスは感じなかったが、元々のステージや敵の設計による動きの古くささは少し感じました。

魔法と物理を使ったアクションが基本となりますが、普通にストーリーをクリアする中ではバランスが取れており、先述の多様なステージもあって繰り返しに飽きることは無かったです。
(正直槍ばっか使ってたけど)

3.アクションRPGとしての完成度

アクションRPGというゲームは人気ではあるが作るのが凄く難しいゲームだと思っています。ニーアレプリカントもアクションRPGとしての完成度はイマイチだと感じました。(そもそも10年前のゲームなんですけど)

よくある問題として、他のRPGいわゆるドラクエやFFといったタイトルに対し、レベルや武器、お金の存在する意味が薄いという問題があります。

ニーアレプリカントもこの問題は存在しました。
レベルという概念はあるもののダンジョンや敵に推奨レベルは存在せず、遊んでいて、たまにレベルアップの表記を見た時に「あぁ上がったのか」程度の感想しか感じず、武器はゲームを進めていくと進行段階に合った武器が手に入るので、武器はコレクション要素と隠し要素へのキーでしか無く、アイテムやそれを買うお金もサブクエスト消化にたまに使う程度でお金を意識した事はほとんど無かったです。

しかし、お金集めやレベリングの概念が薄かったからこそアクションに集中でき、ゲームのテンポの良さも保てていたのでゲームとしてはこの方向性で問題は無かったと感じます。あくまでアクションRPGとして見た場合にはイマイチな気がします。

余談ですがアクションRPGとしての完成度が高いと感じたゲームは、ゼルダの伝説ブレスオブワイルドやモンスターハンターなどが挙げられます。
これらの作品はお金を稼ぐ意味と消費する度合いがゲームの進行とマッチしており、武器やステータスとプレイヤースキルの棲み分けがキチンと出来ているのが完成度が高いと感じられる点です。

おわりに

色々書きましたが面白い作品であった事に間違いはありません。
締めの言葉とか面倒だからこれでおわり


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