豆を追ってく散策師
豆を追ってくと古びた三階建のアパートの庭ともいえる草むらに入らなければならず少し考えて進むことにした。家を出てからほんの十分ほどしか経っていないから鈍い思考回路を通っていたのだ。一階の一番西の部屋にほとんど裸な格好をした女がいて世間話に花を咲かせたのだかなによりも不思議だったのが湯気がでる暑さのなのにもかかわらず扇風機二台を対面させその中で涼しんでいたということだ。暑い空気を流しているだけ、なのでロングヘアーは顔にベッタリ張り付きその姿は熱量を上げるので結わえばいいとヘアゴムをくれてやり散歩にもどった。
車一台通れぬ路地を追っているとどこからかカレーのにおいが漂ってきて帰りたくなったが彼は自分がどこにいるかをしるすべをもたなかった。
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