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家庭菜園用の耕運機も、モノは使いようのアイデア

耕運機は畑を耕す機械だけではありませんでした。パワーショベルなどが借りられない場合に、この手段はとても助かるので、ここに書き残しておきたいと思います。

畑を耕す他に、
●地面の盛り上がっているところを平らに削りたいとき
●洪水災害の後などで、土砂が乾いて硬くなったものを片付けたいとき
●硬い地面を掘りたいとき

このようなときシャベルで人が硬い地面を掘るのはすごくたいへんな場合に耕運機で地面を耕してあげると、あとは柔らかくなった土や砂をシャベルですくいあげるだけで済むからとても楽なことが分かりました。

つまり、

シャベルで地面に穴掘りするとき疲れる理由は、硬い地面にシャベルを突っ込むときの力がすごく要るから!

耕運機をかけて柔らかくした土をシャベルやクワで片付けるのはあんまり疲れません。

下の動画は池が豪雨で溢れたときに水を逃がすための水路を、耕運機を使って掘っているところです。2021年8月豪雨でこの辺りは裏山から流れ出た土石流で土砂が積もってしまった里山です。

動画の「土木作業」で使用した耕運機は本田技研工業のサラダという機種です。

サラダにはローター(土を掘り返す回転する刃)の後ろに車輪があるので、ローターを地面に押し付けたり、浮かしたりすることが容易にできます。地面は硬く石や木も混じっているのでローターが引っかかったら浮かしてあげないとエンストしてしまいます。

石にローターが当たるので、このように土木作業に耕運機を使ったらローターの摩耗や破損は早くなること必至です。だから普段このような用途には使わないかもしれません。しかしローターは消耗部品で、替えローターはあまり高額でもなく購入できますから、使えなくなったらローターは交換することにあまり費用はかからないと思います。それにサラダのローターはけっこう丈夫でした。

庭や空地を整地したいなどの場合、小型でもパワーショベルをレンタルするほどの広さでもなく、しかし人海戦術でツルハシとシャベルでえんやこらするのはたいへんな場合に家庭菜園用耕運機が整地や穴掘りの良き助っ人になることを知っておくと便利かと思います。

ぜひお試しください。


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