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「買わない生活」で生じた余剰金の件メモ

以前よりアップされるたびに読んでいた 稲垣えみ子さん執筆の「買わない生活」な記事。

だんだん内容が高みの方へ進んでいくのを毎回感じてそれなりに刺激を受けていた記事だけど、今日の記事(下記リンク先)は飛ばし過ぎというか、ドヤ顔というか、かなり挑発的タイトル。
ほんとうに余剰金ありすぎで困ることなんてあるのだろうか?

「稼ぐ」を頑張るより「お金使わない」に力を注ぐ方が楽で簡単だ!という種類の人間がいることは間違いない

そういう私もお金を使わない方が稼ぐより楽チンである!と思っている人種のひとり。

バリバリ仕事してたくさんお金を稼ぐ人間の方が価値?があり、独身者ならモテるだろう。だからバリバリ仕事して稼ぐことには私も賛成だ!

だけど内心『オレってそんなライフスタイルに適合するひとなんだろうか? いや違う!残念ながら、かもしれないがそうではないのだ』と正直に思う。そういう思想が子どもの頃からずーっとあった。

イーロン・マスク氏が若かりし頃に「俺は大金持ちになってやる!」と豪語したのを聞いた周囲の大人が「そんな世の中甘いもんとちゃいませ!」と言い。「絶対に俺は大金持ちになる!」と豪語したのち、実際にそうなったマスク氏は本当に素晴らしい人間だと羨むけど、私は今まで一度もそんな気分になったことは無くて、真逆に『お金が無くてもちゃんと生きて行ける方法があるのではないか』『あるはずだ』『その方法を探り当てよう』な道をずーっと進んでいる。

心の奥底から湧き上がる声なき声は「稼ぐよりもお金を使わない方が楽チンなのだ、ハッハッハッ」みたいなささやきを私はいつも聞いている。

稲垣えみ子さんという人物は「買わない生活」という思想を具体的に書き物にまとめ上げて・・・

本にまでして出版してしまっているではありませんか。

果たして儲けるよりも買わない方が良い!と言い切れるのかどうかは分からないにしても、その方が自分に合うし、心も穏やか、しかも人生楽チンという感覚が頭の中にふわーっと湧いてくる人には「買わない生活」という思想はフィットする可能性がある。そう思う。

そんなことまでは合意していたんだが・・・

だけど「余剰金」に困るって、どういうことよ??

この境地に至るところまで私は到底到達できていない。というか果たして生活費に「余剰金」という概念があるの?というカルチャーショックを今日の朝に上述リンク先記事を読んで思った。

余剰金じゃなくて余裕金では?
そりゃイザとなったときに役立てるための虎の子の貯金かなんか、という考えは私もあるし、実際に中くらいの将来に私が介護施設でお世話になるだろう時用のお金は持っている。しかしそれは決して余剰金ではなくて、あくまでもイザというときの非常用に使う目的のお金なんだが。

おかしいな「余剰金」て・・・と考えあぐねて、こんなことなのかな?と思いついた自身のことは

上述稲垣えみ子さんのリンク記事にも書いてあるように、買わない生活技術に磨きをかけていくと使うハズだったお金が余ることがある。
こういう現象は私にもある。

以前のnote「ゼロ円DIY・・・」に書いたような、捨てる家具を改造して作り直すようなDIYを一度成功させたら、もうホームセンターで新品の材木やネジや工具を買うことにスゴく躊躇いの気持ちを抱くようになってしまう。その結果「もらってくる、拾ってくる、借りてくる」式のタダDIYができてしまう。だからお金使わないから、結果として予定していた出費は浮く。

その浮いたお金が「余剰金」なんだろうな、きっと。
こんな想像は私にも想像はできる。
だけどその余剰金を計算するとあんまりここに書きたくもないようなすごく少ない金額でしかない。

なので今の自分には余剰金があったとしても困る金額にもならない、一杯飲めば消えて無くなる「宵越せない金」でしかない。

永遠に稲垣えみ子さんみたいになれないけど

実際に倹約規模も行動力も文才も何もかもが違うけど、稲垣えみ子さんの行動は先駆者として、ロールモデルとして自身に役立つと感じている。

「買わない生活」「ゼロ円生活」は実際なかなか世間の賛成票を得られない。実際に飲み会なんかでそんな話題に振ってみると場がかなり盛り下がってしまう。

知人に友人に「そんな考えアホかぁ」みたいな声なき声の渦が渦巻く。

声なき声の第一に「買わない生活」がもし世間に普及するもんなら日本国経済は窮地に陥ることでしょう。みたいなのが聞こえることもある。

だけど幸か不幸か、このような倹約主義は世間の賛同を得られないがためにそんな倹約が流行るわけがない。逆に倹約マニア?の間では単に周囲から変わり者扱いされるぐらいで、邪魔する人はほとんど現れない。まさに青天井で倹約活動はできるのが現代だと言える。

大多数から見向きもされないことが宝の山かも?

政府が言ったように、老後は年金の他に2千万円ないと生活できないらしい?というのが通説なんだけど、コレ本当か?

たぶん稲垣えみ子さんほどに至らなくても「できる!」のではないかと思っている。

私はベツに稲垣えみ子さんを恩師と仰ぐような者ではないので、自己流の倹約方法で年金だけで余裕持てる生活様式をやって行こうと思うけど、稲垣えみ子さんの記事はいつも読んで、テクニカルというよりどちらかというと精神面で役立つという感じがしている。

今朝は買わない生活でできた「余剰金」の存在に困った!という記事を読んでだいぶ面食らったけど、これにめげずにまた稲垣えみ子さん記事を拝読していきたいと思っている。
っていうのが今日の気分かな。


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