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「気づき型自然観察」でやったこと
その道のエキスパートの人が花や樹木、昆虫を解説しながら山を歩く、みたいな自然観察を「解説型の自然観察」と呼ぶことにします。私の子どもの頃はほぼほぼこのスタイルの観察会がたまーにありました。植物園や博物館などの学芸員の人が先生になって園の中を歩き回って先生が参加者引率し、参加者は先生の後をついて廻るのですね。
こういう観察会のスタイルでも、参加者はいろいろ珍しいものや、今まで知りたかったけど知るすべも無かった動植物のことを先生に質問したりするから、解説型観察会も何パーセントかは気づいたことを扱っているものなんです。
ただ、こういった解説型の自然観察会がたまーにしか開かれていなかったのは、先生役になる人はかなりその道の博学でなければ対応できない・・・というか、むしろ「自分なんかまだダメだろう・・・」と自信ないから先生役を引き受ける人がなかなか見つからないとかいう実情もあるのではないでしょうか。
気づき型の自然観察会では、こういうその道に博学なエキスパートは居たら便利なんだけど、居なくてもいいんです。その代わりに「みんなで調べましょ!」方式で観察会をするので、その場がシラケないよに司会したり調べものの手助けをするような「観察会の現場監督」みたいな人、つまり観察会のリーダーが居たらいいのです。
そうは言っても、いったいどうすりゃ気づき型自然観察会ができるのか?イメージが湧かないかもしれないので、例をいくつか書くので、それを参考にしたらいかがでしょうか。
スズメの姿を絵に描いてからスズメを観察すると、意外と描いた絵が間違っている
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