人気ないライフプラン、また聞く耳持ってもらえず・・・
先日、とある知人が「オレ、そろそろ引退しようと思う・・・」という相談を持ち掛けられました。その中で、このままではお金が足りんかもしれない、と言い出したから、先日noteした ライフプランシートの「ダメだ!こりゃ使えない!」を何とかするやりかた にも書いたようなはなしをその知人にしたんだけど、マジメに聞いてくれなかった。。
実は、こんな聞く耳持ってもらえない経験は、今回初めてじゃなくて、もう既に少なくても3回は同じような聞く耳スルー現象が起き、「またか・・・」と4回目を迎えたに過ぎないはなしです。
自分ではこれが最良の自信を持って退職とかリタイアとか老後に臨める方法だと分かったので、「なんでアンタは稼がないで暮らせるの?」と来たら、まずこの話題をしたいのだけど、話し始めた途端に聞き手の目が泳ぎはじめ、話題をそらそうという反応が起こり・・・何だか分からないけどライフプランの話題を止めなければならない空気がダダ漏れするのでした。
今回の知人もそんな感じ。
彼がしきりに話していることは、彼の奥さんがやっている趣味にお金がかかっているし、子どもは成人して仕事をしているのにまだ家に居ついてお金がかかる。車も2台あるとか、だから家の敷地を半分事業に移して貸家を始めようか、とか、そんな話題にとても持って行きたいようでした。
どうも彼のみならず、今までも、私が早期退職してセカンドライフしているから、きっとそういう話し相手になるだろうと思って自身の老後を話したいみたいなんだけど、相談じゃなくて単に「オレの話しを聞いて欲しい!」のような感じ。
私は内心『それは分かった!わかった!ワカッタけど、奥さんや子どもにお金がいくらかかるの? 車を1台に減らす効果はどうなるの? 貸家業を始めると毎年家計はいくら余裕が増すの?とか、やる前に調べた方がいいんじゃないの・・・』って思うからライフプランシートの話し紹介するのがいいと思ったんだけど、まあ無理みたい。
しかしこんなの序の口で、私の妻はセカンドライフ開始から10年経った今でも私のやっているライフプランを信じてくれません。信じないし「そんなの見る気もしない!」「嫌だからね!あたしは!!」 こんなことです。
でも、このnoteのタイトルの上にチラッと載せた画像のように、本屋さんでもライフプランの本は何種類も売られていて、アマゾンなんかでの本の評価も上々なものがあるから、きっと私の知らないところでは密にエクセルシートを日々開けて、数字の組み換え作業にいそしむ人もいるだろうに。。
来月、また別の知人に会う予定があります。
彼もあと3年後には65才で勤めを辞めることがほぼほぼ決定のようで、最近私と定年後のことを話したいようです。ここでもし私がライフプランシートの話しをしたら、また彼も話題を変えようと必死になるに違いない!と私は勘ぐっています。試してみようかとも思います。
私の妻に「なぜコレが嫌いなのか?」と質問した応えはこうです。
「だって、これからの計画なんか立てたら、その通りに生活しなきゃならないなんて、とっても窮屈! やりたいこともできないじゃない! そんなの考えるのもイヤ!!」と言いました。
妻の本音はどうも・・・
「会社員は毎月の給料が決まって振り込まれて来て、その月額の中で自分がしたいような暮らしを自由にできた。貯金はボーナスを充てていた。そういう具合にやって来たのに、まだどうなるか何がしたくなるか分からない2年先とか5年先、しかもあなたは10年先、20年先のはなしまでする! そんな先々の事を今決めてその通りに暮らすなんてイヤ!」 このようなのです。
こういう妻は明らかに勘違いをしています。
そういうことじゃなくて、もし新しく何かやりたくなってそれにお金がかかるなら、やることに優先順位をつけて・・・と私が説明したら、こんどは「優先順位」という言葉に過激に反応して、もう二階の自分の部屋に行っちゃう。こんな感じの妻が今も続いているのですね。
それでももう10年も勤めないセカンドライフが夫婦で続いているのは、妻の自由になる毎年の家計を決めて、先に妻にあげちゃってるから、な~んとなく給料で暮らしているような疑似給与所得者みたいな家計にしてあるから何とかなっているのだと思います。
ほんとうは妻と一緒にエクセルシートに将来20年分のライフプランシートにずらりと並んだ数字をいじくって「再来年は、ここをこうアレンジして・・・」なんて会話をしたいのに。
私が思うに・・・
エクセルとかで家計簿や計画表をつくるのは「正確に」やることこそ正しい!という精神を持つ人が私の周囲には多い(のかも?)と思います。
過去の数字を計算する家計簿とか簿記とか損益計算書などは確かにそうだと思うけど、ライフプランシートはそうでなくて、大雑把にこの先長くドバッ!と数字を並べてから、あとでアレンジを日々加えるというセンスが要ると思うのです。
そんな話しまで漕ぎつける前に、聞き手にそっぽ向かれることばかりだし、私はライフプランの宣教師でもないから、もう会話では突っ込んで説明することはやめておこうと思うけど、自分でやり始めてコレは役に立ったと実感するし、「老後のお金が不安だぁ」と言っている人は、いくら足りないのか、実はいくら余裕があるのかが「見える化」できるライフプランシートという道具はすごく便利だと感じます。
なので、今日もそれをnoteしてしまったけど、
今日の記事は日記になってしまったので、全文無料としました。
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早いセカンドライフの入門note
早期退職後にセミリタイア、身の丈起業、社会貢献事業など、稼ぐことを主眼に据えないライフスタイルを望む方々へ、主に定年後ライフを想定したステ…
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