定年後とは一口で言うと、終わらない夏休み

何していいやら考えあぐねている定年退職者へのヒント。
定年退職してからすることは、昔、子どものときの夏休みに何をしていたのか?から類推するといいと思う。

朝寝坊

定年退職したら、もう出勤しなくて済むのだから思う存分の朝寝坊を楽しむことができる。おそらくどんなマジメで勤勉で「休んでなんかいられない」という人も退職翌日とどの次の日ぐらいは朝寝坊できると思うし、もう今までの生活とは違うのだ、という認識をしっかり脳に刻み込むために、まずは朝寝坊をするのがいいと思う。

朝寝坊が続かない人は、目覚めてすぐに用事を探すようなことはせずに、まずはメガネをかけてスマホを開いてニュースとか他に何かお気に入りの記事を読んで、しばらく小一時間ほどは想いにふけるのがいい。なぜかというと、この寝起きの朝時間ほどアタマが柔らかくなる時間帯は他には無いと言っていいぐらいだから。もう会社の仕事の事は考える必要も無いのだから、それに代わって何を始めようか、ニュース見ながら記事読みながら考えにふけったらいいと思う。

午後はずっと遊ぶ

学校に通っていた頃は放課後にちょっと遊べるだけの時間しかなかった。会社員の頃は帰宅前に一軒寄れればいいぐらい。だが定年後の「終わらない夏休み」はその気になれば1日中遊んでOK、しかも何日でも遊べる。とはいえ何日も何をどうやって遊べばいいのか、すぐに分からなくなってしまうし、そんなに遊んでばかりでいいのか、という根拠不明な罪悪感まで漂ってくるようだ。

実際にも、ゴルフに釣りにパチンコなどなど子どもと違って遊びにお金がかかるのが多いもんだから、そう毎日は遊んでいられない・・・ってな理由で、定年退職者はすぐに遊びを放棄するか、遊びは特別なもの視して脇に置いてしまう。これ本末転倒。

定年退職したら毎日遊ぶのが日課にしなければいつまで経っても満足感は得られません。なぜなら、その反対は「毎日仕事」、だからまた働き始めますか? それならそれで全然OKです。ただ、いつか再び、次はもう体がいうこときかなくなっての「強制夏休み」が来ますよ。そうなったら何をして遊ぼうか選択肢はもっともっと狭まってしまいます。

自由研究

夏休みの自由研究やりましたよね。私は昆虫標本か工作して先生に提出しました。友達は歴史を調べて模造紙に書いたり、女子は手芸作品作って展示していました。それぞれ自分で選んだことを夏休みに作って仕上げて学校に持って行きましたが、アレってその先があったんじゃないか?って気がしませんか。

どれもほぼ1か月の夏休みで仕上げたから極めていないのですね。当時はそれに興味あったからやれたけど、今はそんな事にもう興味無いからって、本当にそうでしょうか。
子どもの頃に熱上げていたことに、定年後の自由時間でその先を極めるこができるかもしれないです。

田舎のお婆ちゃん家に泊まる

田舎のお婆ちゃん家に泊まることがなぜあんなに楽しかったのか、それについて想いを馳せてみると解ってきます。

自分の家と暮らしが違うから見るものすべて珍しいから。よく知っているお婆ちゃんだけど普段は一緒に住んでいないから、聞くこと言うことが一風変わっていて面白い。こんな新しい発見がそこにあったからとか、いろいろ思い当たることでしょう。

このイメージだけを定年後に当てはめるとするならば、やっぱり旅行でしょう!
それも誰かに会いに行く式の旅行ってのはやってみる価値デカイと思います。
かつての小学校の先生にまた会いに行く、
学生時代の同級生に会いに行く、
もう知らない世代になったかもだけど、父の故郷の家にお邪魔する、
こんな感じの行動的旅行は定年退職後にしかなかなかできません。

アルバイト

生徒から学生って名前が変わった頃に、夏休みにはアルバイトしましたね。
だから定年退職後のアルバイトも、まあ、否定はできないかと。
ただ、私はこれをやっていないからコメントできないんです。

(今日はここまで全文無料です)

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