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いい加減学
明日の最善行動よりも、今日の良い行動の方が勝る!というのは昔アメリカの将軍が言っていた言葉なんだそうだ。時間をかけて完璧なことを1つするより、いい加減でもたくさんの事を短時間にやった方が勝る。この言葉は私の性格にとってとても都合が良いので、一応座右の銘としています。
「いいかげん」という言葉の元々の意味は「適温」「良い湯加減」みたいな良さそうな意味だったんだけど、いつの間にか「生半可」とか「中途半端」「デタラメ」のように悪い意味に置き換えられているのが残念ですが、きっとそれは、自分だけで「これで良いじゃないか!」と決めつけて他の人の判断を全然仰がないで「ヨシ!」とやっちゃうからダメなんだ、みたいに展開されたので、悪い意味ばっかりで使われる「いい加減」になったんだと思う。
でも誰かに「良いよ」と言われなくたって済むことは世の中にたくさんあるのだから、できるだけそれで済ませられるものは、余計な手間暇かけないで早く「これで良い」と済ませてしまい、自分の自由時間をたくさん残すことの方が大事なんじゃないか、と思います。
特に自分が自分のためだけにすることは、とてもいい加減にしても何も問題ないことが多い。そういう例は・・・
洗濯したバスタオルがちゃんと乾いていなくても平気
どうせ風呂上りに体を拭いたら、またバスタオルは湿ってしまうから、体を拭ける程度に生乾きでも全然平気。
下着はきちんと畳んで片付けなくても大丈夫
丸めて引き出しに押し込んでおいた下着のシャツやパンツはシワシワになっているけど、これを10分着ていたら風呂上りの体の湿気がシワシワを自然に伸ばしてくれる。
ネクタイは、ほどいてしまわずに、緩めて輪っかを大きくして頭から脱いでおけば、翌朝にまたむずび直す手間がいらない
何人にもやりかたをPRしたんだが、今まで義父1人しか賛同してくれなかったが。
自炊して、美味しくない料理ができてしまったら、そのときには3分で食べてしまうことだ
喉元過ぎればマズさも忘れる。
原料食い
豆腐もソーセージも卵も野菜も、みんな生でそのまま食えるから、まんま食べてしまえば調理時間がゼロにできる。そういう食品を買ってくれば生活時間の時短効果はすごく大きい。
いい加減な事をやっていて「おまえはいい加減だ! いい加減にしろ」と批判されるのは、そう批判する相手がいるからです。批判しそうな相手が要る場合はこういうの出来ません。
だけど、独り暮らしとか、独りの時間とか、独りの部屋とか、どこかで独りになる時間は思いのほか多いのだから、その時間だけは「いい加減」をめいっぱいしたら人生の効率が上がるんじゃないかと思います。