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「酒場放浪記」にみるリタイア後の暮らし方のヒントについて

若い人ほど早くリタイアしたい(アイティメディアビジネスオンラインサイトへのリンク)なのだそうです。

そんな希望を抱く人がそれをほんとうに実現できれる世の中になればいいと私も思います。逆に生涯現役の暮らし方だって立派な生き方であるし、その方々は現役生活が続けられる世の中になればと思います。しかしそうなるためにはどうすればいいのか?できないじゃないか!、世の中がケシカラン、政治がなっていない、家族が悪い、アイツが邪魔をする・・・そういうこともあるでしょう。でもやりたいことを実現するには、その目的に迫るヒントを見つけ、そのヒントを手掛かりに自分または自分達で実現化させる行動が要ると思うんです。

今日のnoteは、吉田類の酒場放浪記のテレビ番組を観ることが、リタイア後の生き方のヒントになるのでは?という仮説のもとに、解説を試みたいと思って書きました。

吉田類の酒場放浪記を例にする、暮らし方とお金のバランス考

BSTBSの「吉田類の酒場放浪記」は私の大好きな番組です。かつて初めてこの番組を観たときは何でこの番組が視聴者受けするのだろうかと分かりませんでした。飲んべえのおっさんが毎回居酒屋を回ってどの酒頼んで何喰ったとか・・・。

しかし観る回数を重ね、私自身も会社を52歳で辞めてから、この番組で吉田類のしていることはリタイア生活で必要になる大事なことがいくつも内蔵されていて、それを観ている私にときどきその隠れた行動テクニックを投げかけてくれる番組なんだということが分かってきました。

吉田類の酒場放浪記はほんとうにシンプルな内容のテレビ番組です。酒場レポーターの吉田類氏がどこかの街の駅に昼間から降り立ち、商店街にある目を引く店を訪ね歩く場面から始まります。画面には出てきませんが、おそらくこうしてこれは!と思う酒場を探しているシチュエーションなのでしょうか。実際は番組ディレクターが既に目的の居酒屋を定めているのでしょうけど・・・まあともかく街には穴場の酒場がいたるところにあり、これらを発掘して彷徨う街角散策は、もうこれは旅そのものであると思えてなりません。

場面は突如居酒屋の入り口前に移り、そこからのれんをくぐり、戸を開けて中に入る場面となります。のれんがボロかったり、うまく戸が開かない店もあり、それでも中に入ると既に客が楽しそうにしていて、居酒屋独特の雰囲気が感じられる。これを見ると同じ飲食店属にありながら、居酒屋科とレストラン科は明らかに分類ができるのだと分かります。なので居酒屋に的を絞って旅をすることは日本全国どの街でもできるハードルの低さがこの番組から観て分かるわけなのです。

リタイア後に始めるのに、このハードルの低さというのは欠かせないと思うんです

難しいこと、努力が要ることは、三日でもうヤメになってしまいがち。定年後は長いですから、努力しないでも体とアタマが自然に行動を始めてしまうようなもので取り組むのがリタイア後のコツだと思います。なにしろ「今日中にそれを仕上げろ!」なんて言って励まして?くれる部長とかもういませんからね。指示が無くても行動できるものを選ぶことが大切なんです。

ただ・・・
酒場放浪はお金がかかるんです。
さあ!どうしましょう!!
会社を辞めたらお給料がもうありません。

でも考えてください。お給料は出なくても、年金収入があるとか、退職金をもらったとか、自分のお小遣いはヘソクリとして貯めてあるよ♪とか、いろいろ財源が考えつくじゃないですか。

そういうお金事情も考慮しつつ、酒場放浪記を「例」にしてリタイア後の暮らし方を考えてみました。話しを簡単にするために、現代の定年年齢とも言える65歳からリタイア生活に入る夫婦2人暮らしの人物像が今日のモデルとしました。

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