ペナンでのショッピングプレイス5種
マレーシアで一番最初に訪れた場所は、ペナン島ではなくて首都クアラルンプール。ここで初めてマレーシアのショッピングモールに踏み込んだ時はすごく興奮して、服や靴や日用雑貨に食い物など様々なモノを爆買いした。なにしろその時は「安い!!」と思ったから。今でも体感物価は日本の半額のような気がするけど、やっぱり服と靴は日本で買った方が高くても満足感が高いものが多いような気がしてきて、最近では使って無くなるモノしか買わなくなってしまった。食べ物とか、麦わら帽子とか。。
でもそうは言っても、旅行して買い物するのは楽しみのひとつであるのは変わらず、たとえば同じセブンイレブンでも日本の店と海外の店では売っているモノが全然違っていて、そこにこそエキゾチックな雰囲気を感じるもんだから、街歩きするとあちこちの店を覗いているうちに、やっぱり買ってしまうことになる。それが海外旅行の楽しみなんだ。
ペナンに限らず、東南アジアで買い物をする場所は、いくつかに分けられるのではないかぁ?と思い、場所分けして少し解説をしてみたいと思います。
まず日本人観光客が行きそうなショッピングモールから、
たとえばペナンの繁華街ジョージタウンから海岸沿い西方向にバスで20分ぐらい50円ぐらい走らせるとガーニードライブという高級マンション建ち並ぶハイソな地域に出くわします。ここにあるのがペナンを代表する高級ショッピングモールのひとつ「プラザガーニー」
ブランド店が並ぶ海外在住者御用達のモール。ウチはここでブランドもん買わないけど、かつて一緒に来た日本人はここでブランド化粧品をしこたま買い込んでいた。手続きすれば免税ともなるし日本で買うより安い・・・と思いきやネット通販の方が実は安かったというオチもあるけど、きっと海外旅行でセレブなムードに頭がフラッときたノリで買いまくるのも、後悔を含めて旅行の思い出になるんだろうと思う。
最近はプラザガーニーのすぐお隣によく似たモールができたし、また道を隔てたあっち側には日本人による日本語の日本人のための診療所もあるから、ここはペナンに来たら一度訪問して調査してはどうかと思う。
マレーシア人のよく行くスーパーマーケット
ペナンで推薦したいのは「GAMA(ガマ)」というスーパー。ランドマークタワーのコムター(円柱形の高いビル)のすぐ近くにあるごく普通のスーパーがガマの店舗。
私はホテル滞在中は毎日のようにここで買い物をしていました。一言で特徴を言うなら、スーパーの店内は日本でも日本でもお馴染みの配置だし、食べ物に限らず何でもけっこうここで必要なものは揃ってしまうし、冷房ギンギンだし、ドアを開けてスグのパン屋のパンは最高に美味く、アイスクリームも安くて美味しい。しかも二階だったか三階の靴売り場には、日本には無いブランドのスニーカーが売っているので、バーゲンの時にはそれを思わず買ってしまう。
一階の食料品売り場では、みんなに配るような安くて数多いお土産を買うのにも使えるし、ホテルの部屋で食うトロピカルフルーツを買うのにも安くて安心。ただしドリアンをホテルには持ち込めない規則になっているから要注意。
市民の市場3軒
ジョージタウンに行ってよく立ち寄る市場は一カ所だったが、現地の日本人に他2つを教えてもらったので、さっそくそこへも調査に出かけてみた。
朝からやっている市場は警察署斜め前にあるチョワラスタマーケット。
市民のための市場は野菜や肉や魚などの食料品がメインだけど小物や服などもいっぱい売っているから、そういう店を眺めるだけでも異国情緒が湧いてくる。少しニオイが鼻をつくけど、これも異国ならではという感じで全然許せる。魚なんかは冷蔵しないで直接並べてあるし、大きな魚は運搬車から道路にそのまんま引きずり出して「どーだ!デカイだろ」なんてお店の人は言っている。とてものどかな感じが漂う!と思えばいい。
このマーケットの周囲には出店も多くて果物なんかをここで買うと安い。我々夫婦もここでマンゴスチンとマンゴーを買ってホテルの部屋で食べた。マンゴーは一個50円ぐらいだから格安だ。マンゴスチンも安くて美味かったのだが、アリがいっぱい実のヘタ部分に潜んでいて、それがホテルの部屋でゾロゾロ出て来てしまい、しばし昆虫観察しなければいけない事態になってしまった。だからマンゴスチンについては市場ではなくて前述のガマで買った方がいいかも。ちょっとだけ値段高いけどアリはいないと思う。
チョウラスタの近くに服や布生地を売る市場がある。ここでバティック模様の生地を売っていて、妻はここで生地を買ってスカートを縫うのが最近の好みのようだ。値段も日本で買う生地よりもずっと安いときている。
昼から、遅めに開くセシルストリートマーケット
セシルストリートマーケットは、中国語で七条路巴刹と書き、日本語っぽくすると七条通り市場。
今回初めてしったが、ペナンにも京都のように一条通りから七条通か八条通まであって、ここはその七条通りにある市場ということで、なぜか午後から開く市場となっている。「わぁ!遅くから開くって便利!」と思って行ってみて分かったのだが、ペナンの午後は暑くて直射日光頭上にキビシく、ちょっとやそっとでは楽しく歩けないので、やはりオーソドックスな朝から市場の方に行った方がいいんじゃないかと思った。売っいるものはチョウラスタと似たような感じだがバティック生地はここでは売っていないようだ。
チョウラスタより古風な感じの味わいがある市場でよかったが、なにしろ暑い最中のオープン時間なので、ここに行くのは夕方にした方がいいかな、という感じ。
市場の中にはホーカー(屋台の飲食店)もあって、ジュース飲もうか!と思ったけど、ジュースに使われているお水はどういうモノなのの? ひ弱な日本人がそれ飲んでも大丈夫?とふと考えてヤメにした。
日曜日に開催するマーケット
ここはフリマだと思う。
ただし手作りのモノが多くて、というか大半で、お値段はそんなに安くはありませんので、魅せられたら買うかもしれないけど、果たして買いたい衝動に駆られるものが売っているかどうか、それを日曜日に見に行くのがいい。
場所は前述のガマの近くだから、買い物ついでに足をのばせば、5分ぐらいでここに着ける。妻はここでドリームキャッチャーを買ったのだが、それを日本に持って帰って来てベッドの上に吊るして飾っているのだが、あれはエライこと割高だったと感じたのは私だけだろうか?
ペナンのジョージタウンは、まさに歩けば店に当たる状態で、日本で言えば上野と御徒町と元町あたりをくっ付けたような街だから、定番のブランド品やお土産品の他に、古い時計やジャンク電子部品や竹細工に怪しげな薬やとかいーっぱい店があるので、熱中症によく注意しながら歩き回ってみるといいと思う。