見出し画像

後悔をしないために。

先日、高校を卒業してからちょうど一年を迎えました。卒業生の皆さんおめでとうございます。あっという間の一年に感じます。とても一年経ったとは思えない。

Take your hats off to the past, but take your coats off to the future.
(過去には帽子を取って敬意を払いましょう、でも、未来にはコートを脱いで立ち向かいましょう。)

今日僕はこんな言葉を見つけました。
そこでもう一度これまでを振り返ってみようと思いました。今回はクソどうでもいい僕の高校時代振り返りです。
でもきっとためになることを後半の方に書いているつもりです。よかったら読んで欲しい。
いやここまで読んだなら後少しだけ読んで欲しい。読んで。せっかく書いたから。(笑)
(冗談です)

そもそも僕はサッカーを1番の基準として高校を選びました。愛知県で1番になる。選手権に出る。そんな夢を持っていた僕は愛知の名門校に入学しました。とにかく憧れていました。常勝軍団。強いというイメージがこの学校に染み付いていました。

実際蓋を開けてみれば、数々の理不尽のオンパレード。
怒られた後に、「自分にも考えがあった」と伝えたら「お前は監督か、だったら試合の指揮をとってこい」と言われ往復2000円かけてなぜか別のカテゴリーの試合の監督をやらされました。今思うと訳がわからない。(笑)
チームスローガンを提案したら訳のわからん解釈をされて却下される。とか。(笑)
そんな数々の理不尽に決してメンタルが強い方ではなかった僕は屈しかけていましたね。完全に。萎縮してました。サッカーが嫌いになりそうだった。

まあでもなんで頑張れたかって言えば結局「見返したい」その一心だったと思います。

学校生活においても、決して穏便とは言えない僕の性格は、反感を買うことも多く、必要以上に敵を作ってしまったと自覚しています。
嫌なことは嫌。言いたいことは言う。言う時は言う。自分の中に超えてはいけないボーダーラインがあることは間違いなかった。それを超えるような出来事が目の前で起きてしまった時に他人からどう思われようと関係なく、自分の思い、考えを全力でぶつける。そんな人間でした。
周りからすれば扱いにくく、できれば関わりたくない。そう思われていたかもしれません。(笑)「え、あいつ?関わったことないけど無理。」みたいな。こんな話も聞いた気がする(笑)
あの学校で、取っ組み合いの喧嘩なんてしたのは自分くらいかもしれない(笑)
でも逆にそんな自分を受け入れてくれる友達にもたくさん出会えました。自分自身、人と話すことが得意な方なので、ある意味では広く浅く、またある意味では狭く深く。それなりの人間関係を構築することができていたのかなとは思います。
いざと言う時は他人からどう思われてもいいからこれだけは譲れない。って平気でトゲのある言葉を口に出したり、ガキのような態度を取ったり。それなのに、自分の悪口を聞けば凹むみたいな。そんな人間でした。言われて当然なのに(笑)
とにかくハートが強そうに見えて実は弱い。几帳面ではないけど神経質。そんな感じです(笑)

とにかく無駄に敵を作ってたかもなーと思います。

長くなりましたが、とにかくそんな人たちを見返したかった。普段はふざけてるけど、サッカーは真剣にやるんだぞ。って。その一心で死ぬ気でサッカーと向き合った。筋トレもしたし、食事も気にしたし、体のケアも忘れなかった。
とにかく頑張ってたなって思います。
毎日5時には家を出て、電車で爆睡して、片道1時間45分かけて学校に通い、サッカーして、帰ったら寝るだけ。良くあんな生活してたなって自分でもびっくりです。(笑)

まあそんなこんなで最後の大会、なんとか試合に出ることができました。最後の試合は俺がかわされて失点してそれで負けたけど。
今でも忘れることはない。部屋を真っ暗にして寝る直前、無になった時にフラッシュバックするのは今でもあの光景。
試合終了の笛とともに僕の夢は終わりを告げました。スタンドに挨拶に行く時顔を上げることができなかった。申し訳なさ、情けなさ、不甲斐ない自分に腹が立った。自分があそこで止めていたらなんて何度考えたことか。
苦い思い出だけが心に残りました。
結果として見返すことはできなかった。夢にも辿り着けなかった。

正直、高校のこと思い出しながら必死にこの文章を書いてるけど思い浮かぶのは最後の選手権以降のことばっかり。
あの大会が自分にとって全てだったのかなって思う。
土曜日の試合が終わって月曜日の朝、朝のSTの時間にクラスのみんなに「まだ整理はつかないけど、応援のおかげで頑張れた。ありがとうございました。」って泣きながら話したのをめちゃくちゃ覚えてる。(笑)
めっちゃ背伸びした。カッコつけた。みんなめっちゃ優しかった。全員が目を見て聞いてくれてた気がする。それも覚えてる。

とにかく、いろんな人に応援されて幸せだったなって思います。何が寂しいって、もうあんなに大勢の人が、男女学年問わず心から応援してくれる。そんな機会二度とないかもしれないということです。とにかくそれが悲しいと言うか寂しいと言うか(笑)

サッカーが終わって、そこからの学校生活は本当に肩の荷が降りて楽しかった。(笑)
担当の先生より俺が話してるなんて日常茶飯事だったけどみんなが楽しそうにしてるあの空間が大好きでした。(笑)

長くなるので省略します。
そして迎えた卒業式。
朝の地下鉄からなぜか涙が溢れてくる。理由はわからんけど。地下鉄で知り合い見つけるたびにめっちゃ拭いた。自分でもわからんけどひたすら涙が出てきた(笑)
卒業式中にも泣いた。この理由はわかってる。
校歌で泣いた。憧れまくったこの高校の校歌。もう聞けないって思うと涙が止まらなかった(笑)
理想とはかけ離れてたかもしれないけど、自分が憧れて望みに望みまくって選んだあの場所を離れることが普通に寂しかったんかなと思う
(笑)
3年間。長いのか短いのかわからないけど、その中で喜怒哀楽の4文字じゃとても表せられない、幾つもの感情を得ました。まさに青春。行事にしても部活にしても恋愛にしてもいろんな経験をした。全部輝いてた。今だからこそいえるのは、本当に全部が奇跡みたいなできごと。嘘じゃない。(笑)

ここでやっと本題。そんな奇跡みたいな日々の中で後悔、たくさんありました。実は。あげたらキリがない。もっともっといい日々を送れた。間違いない。もっと楽しめばよかった。頑張ればよかった。そんな思いありませんか?

でも過去は変わらない、変えれない。

なんで後悔すると思いますか?

それは

「現状に満足できていないから」

だと思います。

サッカーにしても試合に出れないって言う現状や、負けたっていう現状があるから、あの時ちゃんとプレーしてれば、あと1メートル、あと1センチ走ってたら。ってなると思うんです。
でも、もう一度試合に出れるように頑張ればオールOKです。勝てばOKです。(最後の試合とかは別なんだけどね。)

お金だってそう。使い切ってしまって、もう何もないって現状になった時に、後悔するんです。めっちゃ金持ちが多少無駄遣いしたとこで大したことない。相も変わらず金持ちだから。
だけどお金がなくなって後悔しても、今から、もう一回頑張ってお金を稼げばいいんです。

つまり、過去の失敗を後悔しないためにも、今頑張る必要があると思うんです。結果オーライ。これでいいと思うんです。というかこれしかないとおもいます。

僕は自分の高校、自分が送った高校生活が大好きです。とは言っても後悔も勿論あります。
だけど、後悔を後悔じゃなくするために、大好きな学校、大好きな日々を大好きでいるために、今を充実させたい。そうするしかない。そう思います。結果オーライを目指します。
「あの時ああしてれば今頃、、、」こんなの絶対嫌です。

整理すると、
後悔は現状に満足できないから生まれる。
現状に満足できていたら後悔は後悔じゃなくなる。
僕が思うのはこれです。

今回卒業というビッグイベントを終えた現在18歳の皆さんに触発されてこんな記事を書きましたが、やっぱ高校生って最強だったなって改めて思います。(笑)

改めてこの言葉を見てください。

Take your hats off to the past, but take your coats off to the future.
(過去には帽子を取って敬意を払いましょう、でも、未来にはコートを脱いで立ち向かいましょう。)

僕はこれを言った偉人の気持ちがもっとわかったような気がします。

高校を振り返ってみて、大好きな日々を大好きでいるために、今を全力で生きます!
クソどうでもよくて、長い文を読んでくれてありがとうございました!!