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すこしずつ変わる・思えば遠くに来たものだ

たいして変化のない日々を過ごしているので、最近特に書くことがなかった。意図的に変化をなくしているのもある。大きな変化を好む人もいて、それもいいなと思うが、わたしは結局同じことを飽きるまで何回もするのが好きなんだと思う。

自分の中に焦りがあった時は、変わっていかないことに対して焦ったさがものすごくて、安定した日々を送りたいと思うのに、必死で波風を立てようとしていた。毎日何かを作り出していないといけないと中途半端な作品を何個も作ったり、他人の動向を気にしたりしていた。

今もそんな気分になることは稀になったがある。しかし自分が大きな変化を好むタイプでもないということがわかったので、ある程度は落ち着くことができているし、だって今はやりたくないんだもんという自分の意思を尊重できている。物事をやりたくてやるのはいいが、義務感とか焦りでやるのは本当に良くない。

やりたくないという気持ちは、怠惰ではないと思う。能動的なのだ。能動的にやりたくないのだから、やらないことを満喫するべきだと思う。やりたくないことをやるのは、焦りに他ならない。

日常を繰り返し、ある日突然広いところに出る。人生その繰り返しだと思うから。少しずつ変わる景色を楽しんでいこうと思う。


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