読み聞かせのお話

お子さん向けの短いお話を作って載せています🍀*゜ 読み聞かせなどにどうぞ

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最近の記事

ほしふるよるのクリスマスツリー

星降る夜のクリスマスツリー 12月24日の夜、トナカイ村に住む小さなトナカイのティミーは、何かワクワクするようなことをしたくて、外に飛び出しました。クリスマスの夜、村ではみんながサンタさんのお手伝いで忙しくしています。でもティミーは、まだ子供なのでサンタさんのソリを引く練習をしているだけ。 「ぼくも何か特別なことをしたいなあ……」 そう思いながら、ティミーは夜空を見上げました。そこにはキラキラと輝く星がいっぱい。そして、その中にひときわ明るく光る星を見つけました。ティミー

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    • しろくまのクリスマス

      「しろくまのクリスマス」 ある雪の日、北極の小さな村に住むしろくまのポポは、クリスマスを楽しみにしていました。でも、ポポには一つだけ心配なことがありました。それは、サンタさんがプレゼントを持ってきてくれるかどうかでした。ポポは毎年楽しみにしているけれど、今年はちょっぴり不安です。 そこで、ポポはサンタさんを見つけようと決めました。夜、雪の中を歩いていると、森の中から優しい光が差し込んでいます。その光を追っていくと、そこにはサンタさんが!ポポはびっくりして、「サンタさん、ど

      • ゆきのもりとせいれいのクリスマスツリー

        「雪の森と精霊のクリスマスツリー」 小さな村に住む少年レオは、毎年のクリスマスパーティーが大好きでした。今年も村の広場で大きなクリスマスツリーを飾る予定でしたが、嵐のせいで木が倒れてしまい、村人たちは困り果てていました。「新しいツリーを探さなきゃ!」と意気込んだレオは、大好きな犬のポッキーと一緒に雪の森へ向かいます。 森の奥へ進むと、レオたちは見たこともない美しい木を発見します。その木はキラキラと淡い光を放ち、枝先には雪のような結晶が輝いていました。すると、不思議な声が聞

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        • おしゃべりなきのぼうし

          「おしゃべりな木のぼうし」 あらすじ: ある森の奥に、小さな帽子の形をした木が一本生えていました。その木の名前は「ぼうしの木」。でもこの木、ちょっと変わっていて、いつもおしゃべりをしています。 ある日、小さなリスの「チッチ」がぼうしの木の下でくるみをかじっていました。 すると、木が突然しゃべりだしました。 「おやおや、ぼくの葉っぱの陰でおやつを食べるなんて、ずいぶん気持ちよさそうだね!」 チッチはびっくりして木を見上げました。 「き、木がしゃべった!」 「そうさ!ぼ

          「ちびっこドラゴンとほしのかけら」

          「ちびっこドラゴンと星のかけら」 小さなドラゴンの「フレイム」は、まだ火を吐けないドラゴンの子ども。ほかのドラゴンたちが空を飛びながら、火の輪を作ったり、光る炎で星のように輝かせたりしているのを、いつも遠くから見ているだけでした。 ある夜、フレイムはふと空を見上げると、ピカピカ光る星が空から落ちていくのを目にします。「星が落ちちゃうなんて!どうしよう?」と思ったフレイムは、勇気を出して星のかけらを探しに行くことにしました。 星のかけらを探す旅 フレイムは夜の森へ飛び出

          「ちびっこドラゴンとほしのかけら」

          「カラフルたまごとふうせんのもり」

          「カラフルたまごと風船の森」 ある日、小さなウサギの「ミミィ」は、不思議な音に気づきました。 「ポンポコポーン!ポンポコポーン!」 その音が聞こえる方へ行ってみると、大きな木の下にカラフルなたまごが並んでいました。赤、青、黄色、ピンク…それぞれのたまごはピカピカ光っていて、なんだかとても楽しそう! 「このたまご、誰のかな?」とミミィが触ろうとしたそのとき! たまごのひとつがポンッと弾けて、中からピンク色の風船が飛び出しました。そして、その風船には小さな顔がついていて

          「カラフルたまごとふうせんのもり」

          うみべのくいしんぼうぺんぎん「ピポ」

          海辺のくいしんぼうペンギン「ピポ」 南極の広い氷の世界に、小さなペンギンが住んでいました。その名前は「ピポ」。ピポはとにかく食べることが大好き。朝は雪のかき氷に海藻トッピング、お昼には新鮮なお魚をモリモリ食べ、夜はお友だちと一緒に「お魚スープパーティー」を楽しむのが日課です。 でも、ある朝のこと。 ピポが「今日のお魚を探しに行こう!」と海に飛び込んでみると、どこを探してもお魚がいません。 「おかしいなぁ…どこに行っちゃったんだろう?」 お腹がペコペコになったピポは、仲

          うみべのくいしんぼうぺんぎん「ピポ」

          ほしふるもりのひみつ

          星降る森のひみつ 昔々、星が夜空に輝く森の中に、小さな村がありました。その村は「星降る村」と呼ばれていて、毎晩たくさんの星が空から降ってくる不思議な場所でした。村の子どもたちは夜になると外に出て、星が森の中に降りていく様子を見るのが大好きでした。 村の近くには大きな森がありましたが、大人たちは「森には絶対に入ってはいけない」と言いました。理由は教えてくれませんが、「そこは星たちの秘密の場所だから」というのが唯一の答えでした。 主人公のリナは10歳の女の子で、星降る村で一

          ほしふるもりのひみつ