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女子にとって「ひとり〇〇」の中で最も難しい「ひとり呑み」。

近頃「おひとりさま」や「ソロ活」なんて言葉をよく聞くけれど、私は割とひとり〇〇が出来る人間だと思う。
ひとり映画、ひとりカフェ、ひとり牛丼なんかは日常的にやるし
やったことはないけど多分ひとり旅も出来ると思う。
年明け思い切ってひとりホテルステイをやってみたけど、最高だった。(これはまた別の記事で書く)

その中でも私が最も足がすくんでしまうひとり〇〇、それはひとり呑み……
ひとりで外食は出来るけど、定食屋さんだったりハンバーガーショップだったり、ひとりでいることをお店や他のお客さんが疑問を持たない空間を無意識的に選んでいる。
その中に選択肢として、複数人で呑みにいくことが前提の居酒屋やバーは入ってこないのである。

でも人間だもの。無性に生ビールが飲みたくなる日があるわけで、在宅勤務だったある日、私はひとり呑みをすべく家を出た!
近所には飲食店はたくさんあるのだけど、「ひとりでいることをお店や他のお客さんが疑問を持たない空間」アンテナを張り巡らせ、最適なお店を選ぶためGoogleMapとにらめっこ。

前から行ってみたかったビアバーに突撃したものの、何やら貸し切り営業のようでフラれ、奥渋神山町富ヶ谷代々木八幡を練り歩いた末、結局家から徒歩30秒居酒屋へ。(一回行ったことあるがゆえの安心感に負けた)

入った瞬間、「若い女子がひとりで来た~」というちょい驚き顔をしていたマスター、こちとらそれが一番いたたまれないのよ…
3~4人のグループ客が2団体、カウンターには誰もいない!よし!!
って思ってたらしばらくしてソロ×2名ご来店で、常連さんサンドイッチOMG…

ドキドキしてたけど、美味しい砂肝の唐揚げ食べて二杯目のだいやめ飲みながら本読んでたら、わりとリラックス出来てほろ酔いに。
そしてひとり呑みは、お店で好きなものを好きなペースで飲み食べ出来るのが醍醐味なのだと気づく。誰かと行くと、無意識にお酒のペースとかおかわり頼むタイミングとか、気にしてたんだなあ。

ちなみに私は予てから、ひとり呑みに関して女性より男性のほうが得意、好きな傾向にあると事あるごとに唱えている。
お酒が好きな男性は、アルコールを摂取することではじめましての人ともコミュニケーションを取れるようになる(スポーツバーで盛り上がって外国人のお客さんと仲良くなっちゃうとか)
酒を飲むことが好きな女性は、酔っ払っている自分を気兼ねなくさらけ出せる相手と一緒にいることを好む(お店で女子会やってたけど話足りないは飲み足りないはで結局誰かの家で2次会しちゃうとか)
というのが持論。

私ももれなく後者なので、今回常連さんやマスターと仲良くなるなんて展開は全くなかったけれど
居心地はとても良かったので、どうしてもまた生ビールが飲みたくなった夜はあの居酒屋にひとりで行こうと思う。

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