「4年目にシャニマスを知ったオタクのLiveFun!Day2体験レポ」2024.7.28の日記
◯LiveFun!Day2体験レポ
一応日記なのでいちいち外向けのタイトルを付ける必要は無いけれど、一応レポに値する文章を書いたのでなんとかひり出して考えた。
「4年目にシャニマスを知ったオタク」、どうでも良すぎるだろ。
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ステージとの大接近を果たしたDay1とは打って変わって、Day2ではかなり遠い位置に私は居た。すぐ後ろが立ち見席といった具合だ。
私は眼前にステージがある昨日の感覚が忘れられず、ライブ中は始め、殆ど12倍双眼鏡を覗いていた。異次元フェスの時に買った東京ドーム用のやつだ。
しかし意外にも、ライブから1週間たった今思い出せるのは激近だったDay1の景色よりも、Day2のことである。
光る棒を振って音楽にノるよりも、レンズ越しにじっと眺めている方が自分の性に合っていたということもあるだろうが、それ以上に
ライブの醍醐味を体感できたという点でDay2は印象深く私の記憶に残った。
◯前半
セトリの流れについては大方の予想通りだった。
「そうそう、こういうのでいいんだよ」という気持ちでパフォーマンスを楽しんでいたと思う。
フォーメーションの足運びだとか、表情だとかを逃さぬように見ていた。
笑顔を絶やさない芝崎さんとか、半目がちで涼し気な表情のなか要所で口元を緩ませてパフォーマンスする菅沼さんだとかが印象深い。
席の遠さもあり、途中まではライブに参加しているというよりも、一個の目であることに徹していたと思う。
私はペンライトを振ろうと体を動かすたびに、正しくリズムを刻めているかだとか、隣にじゃまになっていないかだとかばかりを気にしてしまい、うまく没入できない感じがしている。
◯例のトラブル
しかし、頑なだった私にレンズを下げさせた大きな出来事が1つあった。
今更書くまでもない程周知されているだろうが、「Twinkle way」披露中のトラブルである。2番も終わり、落ちサビに差し掛かる、「両手を伸ばしたら…」のまさにここでオケがフェードしていくように止まってしまった。
この落ちサビというのが絶妙で、オケを小さくしてボーカルを際立たせることで大サビへの緩急を作るという目的を持ったこのパートに差し掛かった途端あまりにもきれいにスゥゥ…と音が消えたので、コトが起こった数秒ほどの私はライブ限定の特殊演出くらいに思っていた。
しかし、ふと目に入った機材席では責任者っぽいおじさんがすくっと立ち上がり、そこに何人かのスタッフが集まっていく様子が見え、ここで初めて当時の私はトラブルが起こっていることに気づく。
トラブルはトラブルで、無い方が絶対に良いと思うし、それを大っぴらに語りはやすのも違うことは分かっているが、そこから起こった出来事について、私は深く感銘を受けてしまったのだ。
書かずにいられようか。
曲が止まりステージに取り残されてしまったイルミネの2人、峯田さんと関根さんの動揺と心細さは計り知れないだろう。
しかし、峯田さんが関根さんに対してなにか耳打ちした後、なんと関根さんのアカペラでパフォーマンスが再開されたのである。
後日峯田さん本人が語っていたことだが、6年も一緒に居た関根さんを信頼しているからこそすぐ動けたし、関根さんも安心して峯田さんの提案を受け入れられたんだということがもう一瞬でこちらに伝わってきた。
自分はシャニマスがサービス開始されてから4年目にこのコンテンツを追い出した。
よくキャストの方々が言われる、「演者とともに曲が成長していく」ということについて勿論実感しつつも、”コンテンツ立ち上げからは追えていない”ということに少し負い目を感じていた。
1stライブの再演(アニメ軸だが)を旨としたこのライブでは特にだった。
しかし、最初期ド頭から存在しているイルミネが今回のトラブルを跳ね除ける”かっこよさ”に、私は体験していない6年の重みをひしと感じることができたのである。
その後すぐに起こったことも良かった。
消えたオケを補うように、会場から「Twinkle way」の大合唱が始まったのである。
同だだっ広い空間に押し込められていると言うだけで全くの赤の他人であったオタクたちが、”同じものが好き”というただ一点のみで一丸となっていく様は正にライブというものの醍醐味であり、感動的だった。
もちろん自分も真っ先に参加した。
アカペラが披露された後、機材のアクシデントが解消されるまで、決して短くない間イルミネ2人はステージに残ってフリートークをした。
何度も言うが、この予想外の出来事の中でも「ライブを楽しんでもらおう」とする2人の想いと行動には尊敬させられるばかりで、安心して楽しむことができた。
今思えば、ライブ運営は演者をステージから下げさせることもイヤモニから指示を飛ばしてできたはずである。しかしそれでもステージに2人が居続けられたのは、やはり6年積み重ねてきたことへの信頼なのだろう。
◯後半
席の遠さを忘れて一丸となる体験を味わってしまった私は、以後双眼鏡を覗くのを控えた。
アソプレなのに席遠すぎてちょっぴりスネていた私は、「やっぱライブって良いぜ…」感を思い出し、積極的に一個の玉になりにいっていた気がする。
一週間たって再三実感するが、やはり双眼鏡を下げてからの記憶は少し曖昧だ。
以下特に印象に残ったことを記述していく。
・近藤さんのMCで「隣の人に拍手してあげてください」というのがあり、そこで偶然隣になったオタクのお兄さんの少年のような笑顔を見ることができ、以後のライブ体験が気持ちよく向上したように感じる。人間じゃん。
ありがとう近藤さん。
・セトリだけ振り返ってもやっぱりこのライブの良さはわからないよな。
4年目に参加した私が見ることが一生叶わないと思っていた、隠匿シンギュラリティでの「Hide & Attack」を見ることができて本当に良かった。
イントロが流れて3人のシルエットが見えたときが一番デカい声がでた気がする。
・毎回異なる文脈と歌い上げが特徴の「Anniversary」、今回は3人共笑顔での披露が印象的だった。
後日振り返りで芝崎さんが言っていたが、今回は「Fun!だから楽しもう」という黒木さんの提案に乗っかったらしい。
なるほどね。
今までとはまた違ったAnniversary体験で新鮮で良かった。
・「Multicolored Sky」だったかな、フリーになった黒木さんと芝崎さんが見つめ合ってサビ中ぴょんぴょん飛び跳ねてたのを覚えている。
芝崎さん、あれ本気の爆笑だったよな…
・ストレイライトの283プロ参加がファイルーズあいから告げられ、始まった「Wanderring Dream Chaser」。
劇中の現在が未来に追いついて、私にとっては”もういた”状態だったストレイライトがここで再誕するイメージを感じ、モニターに映るアニメのMVとのシンクロでボルテージがマックスになった。
ストレイのパフォーマンスには随一の迫力を感じる。全員がそれを実感できたんじゃないだろうか。
前日から曲構成が全く一緒だと大体ちょっと物足りなさを感じるものだが、大トリを両日務めるに相応しいパフォーマンスだった。
「新規プロデューサーでも一緒に楽しめるように」という目的を持つこのライブは、大成功の最高ライブだった。と言い切って良い気がする。
1週間経って曖昧に思い出すことは、良い思い出ばかりだからである。
ライブ行って良かったな。
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◯大恐竜展
行った。
・でかい。
大きい生き物が好きだ。
大きい存在はそれだけで畏怖や尊敬のような気持ちを抱かせる。
「偉大」という語に大きいという字が使われている意味を実感できる。
加えて、それが骨であるという点は、存在とともにその仕組みに目を向けさせる。
ティラノサウルス。
一瞬で”食べる”ということに特化した形であることを理解させられる、大きな顎と、大きな腹。
その体躯に不釣り合いな細い腕の用途が全く想像できないところがまた面白い。
機能美的な頭部のデザインと同時に一個の存在としてあるのが良い。
人間の作為では成せ無いデザインに思えた。
気になった箇所。
このお腹の下を保護するような骨、他の草食竜にはない部分だった。
自分より背の低い恐竜の攻撃から内蔵を保護するためだろうか。
戦闘用の骨なのかな。 有識者~教えて~
・これだけはどうしても言わせてくれ。
家族客向けに撮影スポットを充実させるのはいいけど、キャプションをスポットに被せないでくれ~~~~~~~~~頼む頼む頼む頼む見れないから!解説一生見れないからそれ!
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