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「ライブ・不安」 2024.7.24の日記


◯不安


 週末、横浜行く。

いや~~~~

アリーナ、平たすぎ。
これ前にデカオタク立たれたら終了だろ
いやだな~ いやすぎ

入場後発券なので、事前に覚悟できないところも嫌だな
野見宿禰だって殴られることを覚悟してから本番だ。

アソプレは若干の席優遇あって、アリーナに入りやすいという経験則があるが、これだったら普通にスタンドの方が良いんだよな。

規則上、水分補給も禁止らしい。
怖。

◯欠けを恥じろ


週末のデ・キリコ展のチケットを取った。

私はもともと「観客が作品から経験を好き勝手取り出す価値」である受容価値を重視する立場で、鑑賞物に対してその制作者の意図二関してはあえて触れない態度を取っていた。
これは殆どの鑑賞者に当てはまる態度じゃないだろうか。
「無知である」という明らかな欠けを、鑑賞者の自由という言葉を盾に覆い隠す、いうなれば楽な立場であるからだ。
最近だととあるユニークな醤油差しについての議論がTwitter上で起こっていたが、
「自分が不快になったからこれは芸術ではない」
とする意見がちらほら見受けられた。
それの意見に対するあれこれは置いておくとして、これはまさに受容価値のみを重視する態度である。

『批評について』を読んでから、当然とも言うべきか態度を少し改め、成功価値を吟味するために「音声解説付きチケット」を取ることにした。
人間に紐づいた価値としての芸術作品の鑑賞を実践するために、ちょっと美術史でも付け焼き刃でもいいのでかじっておこうかな。

しかし上野って本当にいいところだ。
以前近くに住んでいたことがあったが、上野公園内で本当に好きなだけ時間が潰せる。
また住みたひ…

◯わからん

バラエティーのノリで、お笑い芸人が収入を暴露されそうになって慌てるみたいなおもしろがある。
あれの面白さが昔からよくわかっていない。

”月ウン百万も貰ってる”みたいな浮世離れ感が、世間に対する共感を引き剥がす、所謂営業妨害になるのが嫌で抵抗するみたいなことなんだろうけど、そこからどうもおもしろを取り出すことができないんだよな。

この場合って観客がもう芸人を嫌がらせるためだけのただの装置になっているというか、より内輪ノリ感みたいなの感じて急激に冷めてしまう。
装置として参加できるインタラクティブ性がおもしろいのかな。

いや普通に知りたいんだよな、年収。



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