ネトフリで『ゾンビランドサガ』を観た

2020年4月7日 09:53

サキちゃんに復刻版のたまごっちを買ってあげて。

概要

『ユーリ!!!on Ice』や『BANANA FISH』、『どろろ』などを制作した、最近キテるMAPPAの作品。

アイドルが輝く2008年。
アイドル志望のごく普通の女子高生・源さくらが、軽トラにはねられて死んだ。

時は飛んで2018年。見知らぬ洋館で目覚めたさくらは、6人のゾンビに囲まれた！というか自分自身もゾンビとして蘇っていた！！

さらにさらに、謎のグラサン男・巽が、訳の分からないことをさくらたちに言い放つ。

アイドルになって佐賀を救うんじゃい！！！

はい？？？？？？？？？？？？？？？？？？？

アホみたいにハイテンション、怒涛のテンポ。

なんでアイドル？知らん。

火葬の国なのになんでゾンビに？知らん。

細かいことは考えなくていい。映ってるものがすべてだ。

こういう、バカみたいな勢いで細かいところをゴリ押しするのは嫌いじゃない。むしろできるようになりたい。

あと、こんなバカみたいな設定ではあるが、キャラクター一人一人が、生前の記憶に向き合い、アイドルとしての第二の人生を謳歌する。
一人ずつスポットライトを当てて、生前の物語に向き合っていくさまは、シンプルだが大変わかりやすい構成だ！

終幕まで色々なことがあったが、総じてポジティブで楽しい作品だった。

サキちゃんにたまごっちを買ってあげて。

そもそもサキちゃん……二階堂サキは、1997年に死んだ暴走族の不良少女。「殺すぞ」が口癖である一方、佐賀愛がすごく、当時流行っていたたまごっちを育てていた。

本作の舞台は2018年。作品の放映からわずか1年前の2017年11月23日には、バンダイから『たまごっち　祝20しゅーねん！　たまごっち』という商品が発売されている。

本品は、サキちゃんが親しんでいた、初代たまごっち(とそのマイナーチェンジ版)の復刻版である。1個2980円(税別)。

ちゃんと青いのもある。

おいバンダイの広報。お前ら覇権アニメの主要キャラがせっかく「たまごっちが好き」って言ってたのに何してたの？twitterを動かせ。コラボキャンペーンを提案しろ。せめて2期ではちゃんとしてね、バンダイさん。

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