見出し画像

データベース超入門 -2|感覚的に理解するデータベース

今回は「データベースとは何か」というところから出発して、「データベースのメリット」までエッセンスのみ説明します。

データベースを勉強するためのモチベーションについては、前回のnoteにまとめましたので、ご興味がある人間さんはそちらを読んでみてください。

それではデータベースとは何か?というところからスタートしましょう。
( ※ It's about 1000 words, so you'll be able to read it in 3minutes. )


1. データベースについて感覚的に捉えてみましょうという話

画像1

データベースを端的に述べると、「ユーザーが使いやすいようにたくさんのデータが探しやすくまとめられているもの」となります。たくさんのデータとは、名前や住所、メールアドレス、商品の仕入先、電話番号・・・といった情報のことです。これらの情報をある目的や基準でギュッとまとめたものがデータベースとなります。


2. メリットがあるからギュッとまとめるんです

ではまとめることで、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここで、「データベースのない世界」と「データベースのある世界」を比較してみましょう。

画像2

突然ですが、あなたは「"株式会社ひよっ子青果"の経営者」に就任しました。おめでとうございます。頑張って会社を盛り上げていきましょう。

ある日、キャベツの仕入れ価格が1玉150円から100円に変更というビッグニュースが入りました。そこで、「本日中に社内のデータについてキャベツの価格を100円に変更するように!」とお願いすることにしました。

~~~~~~~~~~~~~

まずは、データベースがない世界線から見てみましょう。ここでは、各部署の担当者がそれぞれ管理している台帳のキャベツの価格を変更する必要があります。「調達部の今日も働くマンさん」は仕事熱心なので、すぐに正しい情報に修正しました。彼はデキるひよ子さんです。その一方で、「営業部の失恋ショコラティエさん」は心がここにあらず、「マーケティング部のインプットホリデーさん」は本日は不在です。そのため、それぞれの部署で管理する台帳には誤った価格が記入されていました。

~~~~~~~~~~~~~

次に、データベースがある世界線を覗いてみましょう。ここでは、各部署のデータがデータベースとして、一箇所にギュッとまとまっています。そこで、「データベース管理者さん」に価格変更のお願いをした結果、正しい価格に修正してくれました。その結果、各部署のひよ子さん達は、それぞれデータベースにアクセスすることで正しい価格の情報を知ることができます。

~~~~~~~~~~~~~

このように、個別にデータを管理するとデータ間の矛盾が発生して、トラブルの原因になる可能性があります。データベースはデータを一括にまとめているため、データ管理上のリスクを抑制できるメリットがあります。


3. 結論

「失恋ショコラティエの石原さとみさんは可愛いよね」(違うそうじゃない)

データベースでは、様々なデータを一箇所にまとめていることで、メリットがあることを説明しました。次回は、データベースの種類について、整理していきますね。

以上、データベース超入門 -2 でした。

----------------------------------------------------------

※画像は「PIYOTASO(ぴよたそ)」さんのイラスト使用しています。


Thanks for the support !