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試行錯誤(Try and Learn)する過程は、時には時間がかかるもの。それを待つことができる「覚悟」・・・。

訪れると、勇気が湧いてくる町。僕にとって、そんな町があります。それが福岡県大刀洗町。

師走の慌ただしい中、大刀洗町地域振興課長・村田さんにお時間をいただきました。

来年2月に開催する「ビジネスジャーニー」のテーマが「対話による変化」。このテーマに間違いなくピッタリなのが大刀洗町だ、と思い、相談したところ、快く引き受けてくださったのです。

「対話によるまちづくり」を掲げる自治体は数多くあります。けれども、本気で行政と住民、職員同士が対話を通じて、互いを理解、尊重し、助け合う文化になるまで続けるところは数少ない。その一つが、大刀洗町なのです。

お忙しい中、中山町長とも懇談の機会をいただきました。語らいの中で、強く印象に残っている言葉があります。

「結論がわからないけれども、対話を重ねて試行錯誤していく。そこから出た結論への納得感は(職員も、住民も)強いはず、です。納得感のある結論には「推進力」があります。」

中山哲志町長

試行錯誤する過程は、時には時間がかかるものです。それを「待つこと」ができるのは、ひとえにリーダーの覚悟と、対話を尊重する組織文化のなせるものだと、ハッとしました。

なぜ、大刀洗町では、役場にも、地域の中にも「対話」が少しずつ文化として形成されるようになってきたのか。「対話」は大刀洗町に何をもたらしつつあるのか。

ビジネスジャーニーで、大刀洗町役場をベンチマーク(訪問)し、そのあたりのことを、みんなで「探究」していきます。

その他にも、全国各地で「対話」によるまちづくり・組織づくりを支援されている「津屋崎ブランチ(山口覚さん)」、対話によって先生、生徒が新たな文化をつくってきた「福岡女子商業高校」を訪問することに。

観念としてではなく、実践的な事柄としての「対話による変化」を学んでいきます。(先行予約フォームを最後部に記載しています。)

今日の大刀洗町役場での打ち合わせで、僕が当日を一番、心待ちにしていることに気づきました。待ち遠しい!

中山さん、村田さん、爽やかな気づきにあふれる時間をありがとうございました。

■ビジネスジャーニー(2024/2/13-/2/14)予約申し込み
https://docs.google.com/forms/d/1QSv099bSwERLhI1TTay1P_Kbgf5rereTYh64ny5SRpA/edit

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