❑未来は「予測」するものではなく「意思入れ」するもの・・・。
先日の東京新聞「月間SDGs」に、コンゴの紛争鉱物問題が取り上げられました。その中で、 テラ・ルネッサンス / Terra Renaissance と、 株式会社ゲットイットさんについても紹介いただいています。
ゲットイット 廣田さんと出会ってから、カンボジア・ラオスの学校や弊会事務所で使うために、中古PCを寄贈いただいたり、様々な支援をいただいています。
中でも、IT機器のリユース・リサイクルに取り組む同社だからこそ、コンゴの紛争鉱物問題の解決に向けて、共にアクションしたいと、「未来費」という科目を設定。予め、寄付を予算化するこを決められたのです。
儲かったら、寄付をしよう、ではなく、未来をつくるための活動(寄付など)をするために、適切な売上・利益を確保する。という、自らのつくりたい「未来」から、現在の事業活動を規定する、逆転の「経営」とも言えます。
「たった一人からのイノベーション入門」(僕の最近のバイブル。何度も読み返している)の中で、著者 竹林一さんもおっしゃっています。
つまり、運命論に流されず、明確な意思をもって、未来はつくりあげていくものなのです。昨今の世界情勢を見て、運命論・宿命論に心囚われそうになるとき、この東京新聞の記事を読み返すのです。
私たちは、微力ではあるが、決して、無力ではない。
そのことを、廣田さんや、ゲットイットさんの「姿勢」が教えてくださいます。