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LEVI'S トラッカージャケットの魅力~洋服の個性~②

こんにちは。こうです。
今回も、前回に引き続きリーバイス トラッカージャケットの魅力について書いていきます。

前回の記事はこちら↓

2.LEVI'Sトラッカージャケットのカルチャー


リーバイスのトラッカージャケットが世に打ち出されたのは、さすでにワークウェアをファッションアイテムとして着ることが定着してきていた1960年代。

そんなトラッカージャケットのカルチャーといえば、時代を問わずファッションアイテムの定番としてさまざまなスタイルに取り入れられてきたことかと思います。

今回は、トラッカージャケットを愛用してきた著名人と、その着こなしを紹介していきます。


木村拓哉氏

木村拓哉氏といえばもはや語るまでもない、アメカジやデニムの代名詞的存在。
そんな木村氏はもちろんプライベートでもデニムを愛用しています。

写真はリーバイスのものかは不明ですが、トラッカージャケットをベースとしたデニムセットアップスタイル。

濃色のデニムセットアップに青系のオンブレチェックシャツを挟むことで、アクセントを効かせながらも統一感のあるスタイルを演出。
難易度の高いデニムセットアップの個性とファッション性をうまく調和させた、非常にお洒落なスタイリングかと思います。
(個人的には、オンブレに白が入っている点も良い感じに軽さが出ていて、うまくまとまっているポイントの1つかと思います。)

さすがは日本におけるアメカジ文化のパイオニア、木村拓哉氏。
めちゃくちゃカッコイイ(もはやこうして語っているのも恐れ多いくらいです…)。


菅田将暉氏


菅田将暉氏はプライベートで古着を愛用していることで知られています。

木村氏に引き続き、こちらもデニムセットアップスタイル。
上下の濃淡に若干の差がありますが、色の差が大きすぎないこと、インナーをアイスブルーにして全体の色味に段階をつけることで、ワントーンコーデが成立。
そして赤のキャップでアクセントをつけることで、野暮ったさを解消しお洒落に仕上げています。

デニムセットアップにおける「色味のトーン」「ハズし」の重要性を学ばせてくれるスタイリングです。



ライアン・ゴズリング氏

ライアン・ゴズリング氏(左)


ライアン・ゴズリング氏はカナダ出身の俳優。
写真は、2011年公開のアメリカ映画「ドライブ」にて、ライアン氏がリーバイスのトラッカージャケットを着用しているシーン。

ボタンを閉めて黒のパンツという、非常にシンプルな着こなし。
1枚でサマになる、トラッカージャケットならではの「シンプルなカッコよさ」が強調されています。

ライアン氏のスタイルの良さももちろんですが、品質、デザイン、シルエットなどファッションアイテムとして完成されたトラッカージャケットだからこそ出せる雰囲気ではないかと思います。

シンプルな着こなしこそ、カッコイイ服の良さがわかる良い例です。


スラッシュ氏


スラッシュ氏はアメリカのハードロックバンド「ガンズ・アンドローゼズ」のギタリスト。

写真は、1992年に行われたフレディ・マーキュリー追悼コンサートに出演した際のスタイル。

色落ちしたトラッカージャケットにローリングストーンズのバンドTシャツにレザーパンツ。

ロカビリーカルチャーを原点とし、さまざまなロックミュージシャンに愛されてきた「デニムジャケット」だからこそ、デザインが変化してもやはりロックなスタイリングとは相性抜群。

最高にクールです。

色落ちしたトラッカージャケットは、王道のアメカジスタイルはもちろん、このように黒を基調としたロックな着こなしも独特な雰囲気が出て、最高にカッコイイです。

ちなみに、個人的には4つの中でこのスタイルが一番刺さります。笑


以上が、ぼくの考える「トラッカージャケットのカルチャー」となります。
ファッションのカジュアル化が進んでいった1960年代以降、「カッコよさ」追求した結果誕生したトラッカージャケット。

まさに「ファッションとしてのカルチャー」を秘めた洋服だと思います。

他にも「こんなカッコイイ着こなしがあるよ!」や「こんな文化の中で着られていたよ!」ということなど、知っている方はぜひコメントで教えてください。

今回は以上となります。
次回は「LEVI'S トラッカージャケットからみる生き様」について書いていきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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