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洋服に価値や魅力を見出すには?
今回は「洋服に価値や魅力を見出すにはどうしたらいいか」について考えていきます。
結論から書きます。
① 「〇〇✕洋服=価値、魅力」の図式を作る
② 洋服そのものを深堀りし、その魅力を 発信する
1つずつ、具体的に書いていきます。
① 「〇〇✕洋服=価値、魅力」の図式を作る
他の価値あるものを掛け合わせて、洋服の価値や魅力を引き出す方法です。
わかりやすい例に、「芸能人が着用した洋服にプレ値がつく」、「著名の雑誌で特集が組まれて、その洋服が話題になる」などがあります。
これらの例では「芸能人」や「雑誌」が〇〇の部分に入ります。
すでに一定の価値や魅力が認知されている「人」や「物」を通すことで、洋服に対する付加価値が生まれる。
これは一定の価値や魅力があるものであれば、他のものでも成立すると考えます。
具体例を書きます。
例 洋服✕洋服=価値、魅力
洋服に対し、別の洋服を掛け合わせることで価値や魅力を引き出す方法です。
下記のように、いくつかのパターンがあります。
(1) コーデ、スタイリングとして合う洋服を掛け合わ
せることで、価値や魅力が引き出される
(2) デザインソースとなった洋服、または関連するデ
ザインをもった洋服を掛け合わせることで、価値
や魅力が引き出される
(3) 関連するカルチャーをもった洋服を掛け合わせる
ことで、価値や魅力が引き出される
今回は1つの洋服をパターン(2) で具体的に掘り下げていきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1713279684111-ciMbjPvAoN.jpg?width=1200)
リーバイスのヴィンテージデニムジャケット「506XX 大戦モデル」をデザインソースとし、古着で人気が沸騰している「先染めブラックデニム」の生地で作られた
デニムジャケット。
リーバイスジャパンより発売。
このジャケットのデザインソースである「506XX 大戦モデル」は、今や古着の中ではスペシャルヴィンテージとして君臨しており、絶対的な価値を誇っています。
生地として使われている「先染めブラックデニム」は、近年古着の「黒」が注目されている流れから徐々に価値が上がっている素材です。
既に一定の価値と魅力をもった洋服や素材(生地)をソースとしつつ、現代のファッションスタイルになじむ形で再構築されているジャケット。
「洋服✕洋服=価値、魅力」の図式が成立しているアイテムといえます。
洋服に対し別の価値あるものを掛け合わせて、それぞれの価値や魅力と、その関係性を具体化していく。
そうすることで、より洋服に対し価値を見出していくことができます。
② 洋服そのものを深堀りし、その魅力を発信す る
シンプルに洋服のディテールや歴史を深堀りして、価値や魅力を見出していく方法です。
気になるディテールを調べながら深堀りすることで「その洋服のなにが価値であり、魅力なのか」をより深く理解することができます。
また、それを発信し共有していくことで「この服にはこんな魅力もあったんだ」と新しい発見をする人が増えます。
結果、個人の「主観的な価値」から、全体の「客観的な価値」が広がることにつながります。
そうすることで、「発見の連鎖」が起き、新たな価値や魅力を見出し続けることができます。
洋服を楽しむ上での好循環にもつながります。(急激に値段が上がるなどは複雑な気持ちになりますが…)
まとめ
① 「〇〇✕洋服=価値、魅力」の図式を作る
② 洋服そのものを深堀りし、その魅力を 発信する
=洋服に対し、さまざまな角度から主体的に価値と
魅力を見出すことができる。その結果、より楽し
みが広がり深まる。
今回は以上となります。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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