【エクストラ】バットダイケンキ
突然ですが、僕は「ある要素の中に全く違う要素が入り込み共存する」状況が好きです。 思えばプロレスを見ていても、レフェリーを突き飛ばした隙に金的を繰り出すようなずる賢い職人系レスラーと正面から挑むパワー系…のような構図が結構好きです。また、僕が小学生の頃から愛してやまないアニメ「棺姫のチャイカ」も剣と魔法のファンタジーにワイヤーを効果的に用いたスパイアクション的要素も盛り込まれていました。 今回のデッキは「パワフルで繊細」なダイケンキVSTARです。目の前の相手をワンパンするまでダメカンを乗せるか、ザンゲツイベルタルか、はたまた2パンか、色々選択肢が生まれるデッキで一人回しの相手にしていてなかなか厄介な相手です。
1.デッキレシピ
デッキコード:5VkfkF-yVPl1L-51fbfF
2.採用理由
ダイケンキライン 3-3 大抵2体立てるのでこの枚数。ザンゲツスター→デスカウントGXのコンボはもちろん、単純にむじひなやいばも強力です。環境にミュウやこくば等の悪弱点が多いのも追い風。Vならばダメカンを乗せるまでもなく弱点でワンパンできます。Vのつづらおとしもダストダスの軽石やタッグチームの闘魂のまわしなど、厄介な道具をどかせるので事故時には使います。
クロバットライン 3-3-3 こちらも2体立てます。インテレオンと違って1進化目からダメカンを乗せに行けるのが良いところ。ズバットだけ逃げエネ1ですがゴルバットになれば0になるので軽石はそんなに付けません。技もダイケンキと相性がよく、特にゴルバットのおうだんひこうは全体ばらまきなので相手が誰を出して来てもむじひなやいばで220点出ます。
イベルタルGX GX技要員です。他の技はとても弱いのでサイドがまだ残っている場合は軽石やハイド悪を付けて早めに逃がしてダイケンキで殴りましょう。
ガラルジグザグマ 事故でズバットが進化できない場合、こいつでダメカンを乗せていきます。ザンゲツスターを使ってしまってもクロバットとジグザグマの特性でダメカン4個乗せることができるのでイベルタルのGX技が狙えます。
クロバットV、デデンネGX 2-1 枠に余裕があったのでクロバットは2枚入れました。進化ポケモンが多いデッキなのでデデンネよりクロバットを使うことが多いです。クロバットは最悪殴ることもできます。
パソコン通信、レスキュータンカ、フィールドブロアー 、改造ハンマー この辺はエクストラにおける必須枠だと考えています。
バトルサーチャー 4 特に3枚にしたいほど熱烈に入れたいカードがある訳でもなかったので4枚にしました。 おうだんひこうからサーチャーグズマむじひ連打でベンチのサポートポケモンやVを倒していくとこともあります。
バトルコンプレッサー 主に悪エネルギーを捨ててダークパッチで加速したり、サポートを捨ててサーチャーで回収できるようにしたりします。ポケモンを捨て、レスキュータンカで回収する流れも強いです。
ダークパッチ 3 どのポケモンも少ないエネルギーで技が撃てるものの、貴重な悪タイプのエネ加速なので入れないよりは入れた方が良いと思います。バトルコンプレッサーやハイパーボールとの相性が良いです。
進化のおこう、ハイパーボール、クイックボール 2-2-4 2進化ポケモンをアメを使わず1進化目から育てるデッキなのでハイパーボールよりお香の方が相性が良いです。とはいえ何でも持ってくることができるハイパーボールの強みも捨てがたく、とりあえず2枚ずつにしましたがここは個人のクセや好みが出るところだと思います。バーっと並べるデッキなのでバトルVIPパスも入れたいところですがここは安定性をとってクイックボールにしました。 ポケモン通信は何か僕には合わなかったので使わなかったものの、有力なカードだと思います。
軽石 2 デデクロやイベルタルに使います。1枚でもあまり困らないかも…と思うことが時々ありますがサイド落ちやブロアーのケアを考えるとやはり2枚必要だと思います。
ちからのハチマキ こだわりベルトとこだわりハチマキの間をとりました。非ルールにも効くのでHP120や130の相手をダメカンなしでワンパンできます。
はかせのてがみ 手貼り主体のデッキなのでエネルギー転送の上位互換である手紙を採用。1枚手貼りし、もう1枚を捨ててダークパッチでベンチに加速することもしばしば。
マリィ、N 進化ポケモンが多く、エネ加速の手段がダークパッチしかないこのデッキにおいて手札に干渉して相手の動きを遅くするのは結構重要です。VSTARやGXをバトル場に出すのでNで手札を2枚にまで削ることができます。クロバットラインでも殴った場合は最小で1枚になります。
プラターヌ博士 2 メインドロソなのでもう少し入れたいもののサーチャーで使い回せるので2枚です。
グズマ あらかじめベンチにダメカンを撒き、グズマで呼び出してむじひなやいばを打ち込む流れが強力です。また、ベンチポケモンにザンゲツスターでダメカンを乗せ、グズマでイベルタルを出して奇襲を仕掛ける動きも◯
食い尽くされた原野 2 少しでも火力を上げるために採用。ただし2枚しか入っていないのでVMAXやタッグチームのようなサイドを多めに取れる相手がいるタイミングで的確に出していきましょう。
ハイド悪エネルギー、基本悪エネルギー 1-8 軽石にもなるハイド悪はスタートしたクロバットVやイベルタルGXを逃がせるありがたいカードです。しかし相手の改造ハンマーで割った上で縛られる可能性を考え1枚に。基本エネ主体で殴るので特殊エネ無効や特殊エネロックにも強いです。
3.採用検討カード
4枚目のズバット ズバットスタートでもゴルバットに進化させれば簡単に逃げられるので4枚目も視野に入ります。
シンオウ神殿(新弾) ハイド悪の効果は消えるものの、特性でダメカンを乗せるデッキなのでフュージョンエネルギーの効果が消えるのは非常にありがたいです。
輝くルチャブル ルチャブル+ハチマキでむじひなやいばがダメカン無しでも160点出るようになり、オドリドリのいないミュウやこくばをワンパンできるようになります。ベンチに空きを作るのが難しく不採用。
4.ダメージ早見表
こっそり噛みつく(20)+むじひなやいば(220)=240(ハチマキ有り:260)
突然噛みつく、ちょくげきひこう(クロバット)30+むじひなやいば(220)=250(ハチマキ有り:270)
突然噛みつく(30)+こっそり噛みつく(20)+むじひなやいば(220)=270(ハチマキ有り:290)
おうだんひこう、ちょくげきひこう(ズバット)、かんしゃくヘッド(10)+むじひなやいば(220)=230(ハチマキ有り:250 )
かんしゃくヘッド(10)+ちょくげきひこう(クロバット)or突然噛みつく(30)=40
主にザンゲツスターはデスカウントGXの下準備として使うのでそうそうないですがザンゲツスターを足すと一部VMAXをワンパンできるパターンがあります。ダメカンをどう乗せるかも考えどころの一つです。
5.終わりに
ここまで読んでいただきありがとうございました。 今回はパワフルで繊細(このワード結構好き)なダイケンキVSTARデッキを紹介しました。まだまだポテンシャルを秘めているカードだと思うので今後どうデッキの研究が進んでいくのか楽しみなところです。
6.4/5追記
第2のブロアー、改造ハンマーとしてデンジャラスドリルも採用してみました。ズバットを進化させればジグザグマはあまり使わないのでコストにして良いでしょう。
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