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日本全国の「鬼払い」や「鬼追い」の儀式は、鬼ごっこの起源の一つ。

こんばんは!鬼ごっこ協会です。

日本各地で新年を迎えるにあたって、年中行事がこの3連休で行われているようです。この時期から、節分の日の2月までいろいろな地域で行われている神社仏閣での儀式として「鬼払い」「鬼追い」の儀式が数多く行われています。一般的には「追儺式」などとも言われている儀式ですが、ほとんどの儀式の目的は、疫病退散や無病息災、五穀豊穣等を願うために「鬼(オニ)」的な厄を追い払う目的で行われています。

鬼ごっこの起源は、この追儺式も一つと実は言われています。

鬼という厄から逃げて、もし鬼に捕まると厄がついてしまうので、他の人に厄をつけに行くという形で、鬼渡しともいわれる動作なのですが、厄を祓うためにタッチをしにいくというのが、一つの鬼ごっこの原型となっているカタチとなっています。

現代は新型コロナの災いが世界中を覆っている状況ではありますが、こういった儀式が昔からあることからもわかるように、人間社会が存在していた太古の昔から、人類は疫病飢餓などに苦しめられてきているからこそ、こういった土着の儀式をみんなで行うことで健康に幸せに生きていこうという取組が残っていることは、本当に尊いことであると感じます。

もし、身近な所で追儺式が行われていたら、ぜひ身近な方に鬼ごっこの起源とも言われているんだよと教えてあげてください♪

■兵庫県加古川市「古刹鶴林寺」での「鬼払い」

■福岡県太宰府市「太宰府天満宮」での「鬼すべ」

■福岡県筑後市「熊野神社」での「鬼の修正会」

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