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「なぜ、できたの?」鬼ごっこ協会の設立背景のお話

おはようございます!鬼ごっこ協会です。

今日は、鬼ごっこ協会の設立背景のお話をnoteにも書きたいと思います。よく、鬼ごっこ協会に興味を抱いていただいた方からのご質問で頂く機会が多く、そのお声にお応えするためにもnoteでもまとめておきます!

時には、何となく鬼ごっこが楽しそうだから設立した団体のように思われることもあるのですが、背景には教育や子育て、子ども達の時代背景が大きくかかわっていて、長い期間の構想の上で設立されたという背景があります。

詳しく、これからお伝えしますね。

■ 鬼ごっこ協会公式HP「設立背景」
http://www.onigokko.or.jp/cn11/pg837.html

①羽崎泰男会長の経験
「30年間で数千万人以上の子ども達、親子へプログラム開発」

まず、鬼ごっこ協会の設立者の羽崎泰男のご紹介です。代表は、もともとは東京都渋谷区の表参道にあった『青山こどもの城(2015年閉館)』が設立された1978年からこどもの城の各種プログラム(運動、遊び、音楽、造形、映像等)の企画制作プロデュース、運営実施の責任者として携わられていました。年間100万人の幼児、学童、親子に対して各種プログラムの実施を行ってきました。2015年に閉館となってしまうのですが、その経験を何とか生かして、後世に継承していきたいという思いで鬼ごっこ協会の設立と、大学教授へとなり研究をつづける事となりました。

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②「鬼ごっこ」に着目した要因
「肥満の子どもでも、運動が苦手でもできるのが『鬼ごっこ』」

羽崎泰男代表理事が、青山こどもの城にて、鬼ごっこに着目したのが鬼ごっこ協会の設立の大きなキッカケとなっています。当時、厚生省と青山こどもの城や医学関係者との共同研究で、約30年前に「子どもの肥満」の改善プログラムを作っていた時に、様々な運動やスポーツを肥満児童にさせた結果、元来から苦手意識を持っている子達はそれらを楽しく行ってくれなかったことがあり、運動成果が表れませんでした。
しかし、そんな時にふと幼少期に遊んだ様々な種類の「鬼ごっこ」をさせた所、遊びの感覚で楽しく行ってくれて、実際に1年間通して行ったところ、肥満の数値が正常へと戻るデータが出ました。その経験がもとになって、運動が苦手でも、スポーツに親しみがなくても、誰もが楽しめる体を動かせる運動遊びとして、鬼ごっこに注目しました。

③デジタルゲームの登場
「デジタルゲームとも共存できる、ゲーム性・戦略性・対戦型の『鬼ごっこ』を開発」

こどもの城が設立された頃の、今から約30年数前から登場したデジタルゲームは、現代では子どもの遊びの代名詞になっていました。当時、こどもの城に大手ゲーム会社が企画制作のアドバイスを聞きに来ていたのですが、ゲーム会社の皆さんの情熱は素晴しく、アナログな遊びはそれを担う方の情熱には及ばないと実感して、何とかしてゲームとも共存のできる、新しいアナログな遊びを作れないかと羽崎代表が模索をした末に思いついたのが、ゲーム性のあり戦略性のある新しい「鬼ごっこ」の開発でした。この構想が、現在、中心的に普及を進めているスポーツ鬼ごっこの元となっています。

④スポーツ鬼ごっこの開発
「現代の子ども達に、チームワーク、競争・勝負意識、コミュニケーションを学んでもらうために」

そして、10数年前より言われはじめた「ゆとり教育」やその他社会での問題により子ども達に競争意識、勝負意識、粘り強さなどが失われ始めていると社会的に言われていますが、そうした課題を解決するために、羽崎会長がもともとスポーツの世界の人間だったこともあり、スポーツにある競争、勝負、仲間意識、コミュニケーション性の要素を、鬼ごっこに加えた「スポーツ鬼ごっこ」を20年前近くより開発に着手しました。

そして、スポーツ鬼ごっこの完成をした同時くらいに、鬼ごっこ協会設立のタイミングとなり、現在のような鬼ごっこ協会の形や、スポーツ鬼ごっこの原型となるルールが誕生しました。

以上が、鬼ごっこ協会が設立された背景となります。

これまでの活動の沿革についても、これからもnoteの記事で詳しくお伝えできれば思っています。ぜひ、楽しみにお待ちください♪


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