私とクロちゃんとの出会い〜君の名は〜
世の中には自分に似てる人が3人いて会ってしまうと死んでしまうという。
じゃあもう俺は10回以上死んでるなw
コロナ禍で全てのエンターテイメントが動脈硬化を起こし滞っている。お笑い芸人も例外で無く切迫する生活の中、小銭稼ぎの為に邪な気持ちで始めたnote。
ただ今、このnoteに私は苦しめられている…
やはり有料記事を書く時のプレッシャーはハンパないのだ…
文章を書くのはストレス解消でしかも稼げるなら一石二鳥だ。なんて軽く考え過ぎていた。
今、俺は有料記事のプレッシャーで雁字搦めにされて精神的に疲弊してしまい芸人の後輩だがnoteの先輩であるゆにばーす川瀬とオズワルド伊藤にLINEでカウンセリングしてもらってる。
伊藤に至っては毎日、深夜に1時間以上電話カウンセリングを無料でしてくれてイエス・キリストの様に私を導いてくれるのだ。私は大統領を殺した男に助けられている。
私は今、noteに囚われている。このままだとデスnoteになってしまう。
生活費の為に始めたので金にはこだわりたい。その辺を包み隠してサポートを貰おうとするスケベな芸人が嫌いだからだ。
しかし、いつしか文章を書く上で一番大切な事を見失った自分を解放する為に気を張らず無料記事を書く事にした。
誤字脱字のチェックや言葉の意味をいちいちネットで調べて学がないのを悔やむ…
(子供の時に勉強しとけばよかった…)
これがボディーブローの様に自分に効いてくる…
勉強は大事だよ…ホントに。
というわけで勉強の大事さに今更気づいてももう私は34ちゃいで手遅れなので「似てる!」と1万回くらい言われてきた人と初めて出会った話をするね♡
"彼"とは同じ仕事をしてるけど事務所も違うし芸歴も知名度もかけ離れ過ぎているの。
でも私が頭を剃り上げヒゲを蓄えたその日から鏡の向こうにはいつも彼がいたの。
私は大のプロレスファンだから武藤敬司を意識して頭を剃ったの。でもね…鏡を見てビックリ仰天!?
"ほぼクロちゃんだったの!!!"
ももクロちゃんじゃないわよ!ほぼクロちゃんよ!そこから私の迫害の人生が始まったの…
彼は知名度は高いけど抜群に好感度が低いの…特に水曜日のダウンタウンが始まってからは…
彼に似てると言われて得した事は一回もなかったわ…
特に私が住んでる高円寺って東京の中でも民度低いのよ。低所得者の街だから徹底的にいじられるの…
今は多少、区別がついてきたんでしょうけど高円寺に引っ越してきたまだまだ芸歴の浅い頃はガチでクロちゃんとしてサイン書いたことあるからね。本当に勘違いしてて尚且つイタい方って世の中にいるのよ!それも家族連れだったからね…切なかったわよ。断ったら悪者になるじゃない。
そして彼と会った事はないのに彼にマイナスイメージを持ったまま唐突に彼との初遭遇は訪れたの。
テレビ東京の「ざっくりハイタッチ」ってロリコンガイコツとジェニーハイとドヤ顔とマンゴスチンハゲ頭がやってる番組で「鬼越トマホークの喧嘩を止めよう!」が始まって何回目かの収録で喧嘩の仲裁ゲストとして彼が来たの。
企画内容は1番芸歴の浅い鬼越トマホークが仲が良いあまり楽屋でよく喧嘩をしてしまうの。それを止めに来た先輩に喧嘩の勢いで上下関係関係なく暴言を吐くの。その暴言を浴びてる様をモニタリングして皆で笑うの。どう?最低の企画でしょ?
実際、鬼越トマホークの実話から始まったのよ。どう?最低の人間でしょ?
企画だけどリアルを追求してるから番組の前にも後にも先輩に挨拶には行けないの。だから彼と初めて出会った時に私は相方と喧嘩をしてて止めに来た彼に向かって積年の恨みも込めてこう言ったわ。
「うるせーな!お前は一生TBSのオモチャやってろ!」
それが彼との初めての出会い…
私は自分に1番似てる人を傷つけてしまったの…
仕事とはいえ少し悔やんだわ…
でもね…この業界は素敵なのよ。時が経ち、彼との再会の機会がやってきたの。
芸人界の坊主頭集めて色んな企画をするっていう狂った番組よ。正直(誰が見るの?)と思ったわ…多分同じ髪型の人も見ないわよって。
でもその狂った企画のおかげで彼と再会することができたの!楽屋が一緒だったから今度は暴言なんか吐かなくていいけど楽屋に入る時、もう彼が先に入ってたみたいだから緊張したわ…初対面がアレだったもの…
そして、結論から言うとこうよ。
時を跨いでお互いを意識し合う恋人同士が再会し、すれ違った時の言葉は…「…君の名は」
そして、時を跨いで瓜二つの人間が再会した時の言葉は…
「いやん!久しぶり!とりあえず写メ撮ろ!」
そう、彼の名はフワちゃんではなく"クロちゃん"だ。
そして感動的な再会を果たした我々は写メを取った後、冷静になりある衝撃的な悲劇に気づいた…
(そんなに似てないかも…)
かくして"クロちゃん"さんと私は正式に知り合いLINEを交換した。今では1月1日になった瞬間に彼女より早く「ハッピーニューイヤ〜ン !!」という定型文が送られてくる程それなりに仲は良い。
ドッペルゲンガーも恐ろしい説もあればほのぼのとした説もある。
そして、私が本当に似てるのはこの人…
オンリーミュージカルこと劇団ひとりさんだ。
ふぅ〜、いや〜全部吐き出したわ。デトックスできた。
無料記事、気が楽だわ。また気が向いたら書こう。
気分が良いので最後に俺の宝物の写真も載せとくね♡