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ゴリゴリ関西系仲介編#7

メゾン・ド・サユサン

おつかれさまです😊😊😊


仲介に於いて外せない業務がポータルサイトへの登録です。
きちんと媒介をとれる営業が揃っていれば別ですが、所詮は人様のふんどしで相撲を取るのが悲しいかな力のない仲介です。


流れとしては以下。

1.
レインズを開き、該当エリアにおいて前日から当日朝にかけて登録・更新された物件の一覧を出力

2.
1年も2年も売り出してるくせに小賢しいことして毎日登録し直し新規物件を演出するクソ業者がいるため、純粋な新規のみを抽出

3.
既に掲載している物件の価格変更等の更新作業

4.
純粋な新規物件のうち、媒介元が大手様のものは消す(もちろん掲載許可出ないので)。＆過去の経験より広告もらえない業者は消す。

5.
掛ける。掛ける。ひたすら掛ける。日によっては100件以上掛ける。もしもし営業ばり掛ける。気づいたら昼過ぎてる。掛ける。

6.
わし「世話になります。ゴリゴリ屋さんの西野と申します。物件の確認なのですが、オーベル赤羽ヒルズの2階部分、まだご紹介可能でしょうか。」
業者『ございます』
わし「ありがとうございます。こちらインターネットでのご紹介は難しいでしょうか。」
業者『大丈夫です/自社HPのみでお願いします/不可です』
わし「ありがとうございます。ご紹介頑張ります」

7.
城北地場のジジイ「はーい？」
わし『お世話になります。〜』
ジジイ「あるけど何？お客さんでもいんの？」
わし『はい、こちらお客様にご紹介したく、インタ ジジイ「あんたねえ！馬鹿なこと言わないでくれる！？ダメに決まってんでしょ！ダメ！インターネットだかなんだか知らないけどねえ！あのねえ！忙しいんだからねえ！なんだか知らないけどねえ！毎日毎日電話きて迷惑なんだよ！」
わし『かしこまりました♪店頭でのご紹介で頑張ります♪(ころすぞ！)』

8.
掲載許可を得られた物件には広告掲載承諾書をFAXしていきます。FAXがないと仕事にならない業界、不動産業。メールで送ると言うと疎ましがられる業界、不動産業。令和に生きる昭和街道、不動産業。

9.
社内システムを通じて物件の入力作業をし、各ポータルへ飛ばしていきます。ときどき図面の間取りがクソきたねえ場合があるため、その際は間取りも引きます。

10.
業務「西野さんね、これ"南西角地につき日当たり・通風良好です♪"って書いてあるけどね、南側の公道は向かいがまだセットバックしてないから幅員3.6mしかないし西側に関しては法定外通路だから角地って呼べないんだよ。隅切りもしてなくてなんで角地だと思った？それにこんな狭いところで日当たりも通風もないじゃない？あと、こ」
入社2ヶ月目のわし『ごめんなさい勉強不足でした』


エリアによって業者の色は本当に違います。
城南エリアはほとんど広告もらえませんでしたが、皆様かなり品が良くて萎縮しました。電話切るときの挨拶が「ごめんください」ですよ。真似したいです！

城西エリアは地場も優しいおじいちゃんが多かったです。
おじいちゃん「どうぞ、ご紹介よろしくお願いしますね」
わし『ありがとうございます！がんばります！』
と会話をすれば毎日わたし宛に電話が来て
おじいちゃん「その後いかがです？」
わし『先日広告掲載致しまして、反響はいただいているのですがなかなかご案内に至らず、、、』
おじいちゃん「そうですかー、よろしくお願いしますね」
おじいちゃん、わたしのこと営業だと思ってる。


あとときどき手書きの図面とかあってうけるんですよね。間取りも手描きです。
でかでかと「ネット不可、ステ看相談」とか書いてるんですよ。ステ看、相談のっちゃだめだろ。


毎日レインズ叩いてたので必然的に相場感はわかるようになります。坪単価とかも全部頭に入っていたので、若干安かったりすると「再建不かな♪既存不適格かな♪位置指定道路かな♪都市計画道路かな♪調整区域かな♪」とわくわくしながら図面開いてました。


仕事できねえクソ営業が新規だと勘違いしてお客さんに紹介しようとしてるところを「いやそれ今まで中古戸建てで出てたやつを土地としてレインズ登録し直してるだけだから。もう1年半レインズ載ってるから。」と止める作業。




営業『西野ちゃんごめん、案内行きたいからこれ鍵聞いてくれる？』
わし「(すみふじゃねーかよ)えーやだなーわかりましたーブーブー」

わたしすみふに恨みありすぎでは？


ようすけさんのこのツイート、アツすぎて見た瞬間❤️🔁。



不動産事務はツラいよ【続、のか？】

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