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%俺とブラック

閑話休題シリーズ🐷❣️


不動産、保険。ブラック企業が多く離職率が高いと言われる業界です。

不動産系の記事は見かけたら読むようにしていますが、それと同じくらい関心があるのが保険です。
同じように"ブラック"として並べられるために。


この動画を観て思ったことが
・ノルマを課せられる
・ノルマ未達の場合は退職を勧告される
この2点です。が、不動産業界の方、いかがですか?


個人的な意見ですが、不動産業界に於いてノルマは「ないようであるもの」であり「あるようでないもの」のように思います。
わたしがかつて在籍していた仲介でもノルマはありました。が、未達の場合は懇々と、時には滔々と詰めて詰めて詰められます。
その次に在籍していた買取屋では、ノルマはありませんでした。が、暗黙の了解として「このくらいはやってくれるよね?」といったラインが存在します。未達の場合はなにもありません。達成の場合賞金を与えられます。

共通するのはノルマ未達の場合も、"辞めさせられる"人はいないということです。


不動産業界の場合、多くは根性論が提唱され熱意や努力が評価されるきらいがあります。特に数年前までは。

営業が1時間も2時間詰められているシーンを目にしたことは何回もあります。本当にうんざりするくらいあります。
ですが説く側としては辞めさせたくて、憎くて、腹が立って詰めているわけではないんですよね。「なんでわからん?」「頑張ったらできる」「お前のこと可愛いから」これが念頭にあります。

そもそも、不動産取引にはある程度の知識を要します。この知識というのが厄介で、業界に関わることがなければ得る機会もないものが大多数です。日常生活で耳にする言葉は少ないと思います。
それはどこの業界も同じかもしれませんが、加えて独特の空気感があります。これを覚えさせ、慣れさせた社員を辞めさせたいか?そうではないと思います。


結果として保険業界も不動産業界も、離職率のみにフォーカスすれば芳しくない数字かもしれません。
ですが不動産業界の場合、必ずしも上司が、会社が、"辞めさせたくて"辞めさせているのではないと思うのです。


辞めていく営業は何人も見てきました。
非営業職のわたしからしても「もったいないな」「素質はあったのに」と思う人も多くいました。
不動産業の離職率、即ち上司の「わかってほしい」「わかってほしいからこそきつく言う」という気持ちと、営業サイドの気持ちの乖離が招いた結果ではないでしょうか。


中には個人的感情で営業を詰めていた人もいました。(いつか書きます)他社でもいくらでもいると思います。
ノルマが核ではなく"人として""社会人として"心意気が社風と合わず辞めさせられた人は多くいます。それは悪しき風習と言われれば返す言葉はありませんが。
それでもやっぱり、わたしからすればほとんどが愛のある説教でした。

保険業界には携わったことがないので、これも外野から見た勝手な文章です。現場サイドがどうかはわかりません。
ただ、不動産業に於いて"ノルマ未達だから辞めさせられた"。これは僅少ではないかなというのが今回の感想です。


エンド🐈

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