おにぎり

見えにくい&見えない方の「できる」を少しでも増やす「視覚リハビリテーション」。視覚障害生活訓練等指導者(厚労省委託事業)とか歩行訓練士と呼ばれてる人。福祉情報技術コーディネーター1級。舞台音響のノウハウで難聴者が聞きやすい環境づくり。アシスティブテクノロジー。文化芸術。写真。

おにぎり

見えにくい&見えない方の「できる」を少しでも増やす「視覚リハビリテーション」。視覚障害生活訓練等指導者(厚労省委託事業)とか歩行訓練士と呼ばれてる人。福祉情報技術コーディネーター1級。舞台音響のノウハウで難聴者が聞きやすい環境づくり。アシスティブテクノロジー。文化芸術。写真。

最近の記事

YouTube上の視覚障害関係チャンネル

YouTube上で情報発信する視覚障害当事者や、関係団体、また視覚障害関係の情報を扱っているチャンネルのリンク集です。とりあえずチャンネル名だけです。簡単な紹介文など付けたいですが、またいずれ。 ありそうでなかったのと、自分のメモとして欲しかったので、作ってみました。順不同です。それぞれのチャンネルの方針や個々の動画の内容を推奨・非推奨するものではなく、網羅的に作成しております。情報歓迎です。随時更新です(最終更新:2024年7月15日) 当事者のチャンネル 穴澤雄介(

    • えいやっと上を向くと

      • 福祉職(対人援助職)とAIのこれからは

        先日講師を務めた「同行援護従業者」の養成研修会での一幕。 その日は、視覚障害者の食事サポートの実習。受講者同士でペアになり、弁当を食べる当事者役を、同行援護従業者役がサポートするという内容。 その中では「弁当の中身がどんなものか伝える」体験も含まれます。 これがなかなか難しいんですよね。 ふと、AIならどう説明するんだろうと思い、ChatGPTに入力してみました 精度の高さはもちろん、いきなり食べ物ひとつずつではなく、最初に全体的な様子を説明しているとか、はっきりしな

        • 生まれて以来1度も「見た」ことがない視覚障害者にプロ野球ファンが少なくないのはなぜ・・?

          私の知る先天(生まれつき)の全盲視覚障害者の中には、プロ野球ファンが少なくありません。生まれて以来1度も野球を「見た」ことがないのだから、物理的に野球道具に触れたり球場を歩いてみたりといった経験から楽しめているのかと思いきや、そんな経験ゼロで熱狂的(笑)に推しのチームを応援し熱く語られる方も少なくないのです。青眼者(見える人)な私からすると、とても興味深い事実です。 以来、目で見る情報はもちろん、触れるなど直接の感覚を伴わずともテレビやラジオの音声での実況や、ニュースや雑誌

          近視の人に便利すぎる「スマホのカメラ」

          遠くがぼやけて見える近視。 何かの理由でメガネがない時、スマホのカメラを立ち上げて画面を見ると、あら不思議。ピントばっちりでハッキリと見えます。 別に特別なアプリじゃなくてもいいです。普通のカメラアプリです。ズーム機能使えば、遠くも大きく見えます。これは便利。 自分の目では調節できない部分を、カメラのオートフォーカスが肩代わりしてくれる、というところですね。 私はこの方法で、朝起きたとき、見つからないメガネを探してます 笑。 あと、調整のためにメガネ屋でメガネを外した

          近視の人に便利すぎる「スマホのカメラ」

          「Vixion01」のクラウドファンディング成功や「あのメガネ」への反応から感じる「よく見えるようになりたい」需要の高さ、なのに知られてない「見ることお助けグッズ」。

          ハイテクなメガネ「Vixion01」って?「Vixion01」をざっくりと説明するならば「ピントを自動調節してくれるメガネ」です。2023年9月3日現在クラウドファンディング中ですが、様々なメディアで取り上げられています。 「電子メガネ」とでも言えそうなこの製品、大きく見えたりするわけではないのです。誤解を恐れずざっくり言うなら「手前数センチから遠くまで、出来るだけ目に負担をかけずにピントが合った状態で見ることができるメガネ」というところでしょうか。 この書き方をしてピン

          「Vixion01」のクラウドファンディング成功や「あのメガネ」への反応から感じる「よく見えるようになりたい」需要の高さ、なのに知られてない「見ることお助けグッズ」。

          「視覚障害のある人が望むだけ自立し、自分が選んだ人生を送ることができるようにしサポートします。」という一文にドキッとした話。

          この言葉は、たまたま見ていたイギリスの「Live Well」というサイト内で紹介されていた「感覚喪失ポータル – 視覚(原文:Sensory loss portal – vision)」の中で出ていた言葉。 ※リンクは最後にもういちどまとめます。 ちなみにこの「視覚障害のある人が望むだけ自立し、自分が選んだ人生を送ることができるようにしサポートします。」の原文は、次のとおりです。 いや、とても当たり前のことなんですが、端的に説明されていたので、ドキッとしました。 視覚リ

          「視覚障害のある人が望むだけ自立し、自分が選んだ人生を送ることができるようにしサポートします。」という一文にドキッとした話。

          「目が不自由な人に出会った時、“あなた”が困ることは何ですか?」に質問を変えてみた話。

          見ることが不自由な方のサポートを仕事にしている関係で、視覚障害者について学ぶ、といった講習会の講師をお願いされるときがありまして。 以前は「目の不自由な方は、何に困ると思いますか?」という問いで始め、典型的な困りごとを紹介し、街で見かけたら声をかけてくださいね!といったところを落とし所にしてました。 しかし講師をする度にモヤモヤしはじめます。どうにも反応がイマイチなんですよね。私の方も的を射ている気がしません。 理由を考えた結果は「受講者の本当の疑問に答えてない」でした

          「目が不自由な人に出会った時、“あなた”が困ることは何ですか?」に質問を変えてみた話。

          はじめに

          Twitter以上、Webサイト未満で手軽に情報をアウトプット出来る場が欲しいなと思い、今更ながらnoteを使ってみることにしました。 それにしても、すでに関係者や業者さんが結構利用されてるんですね。 どんな人向け? 基本自由に読んでいただければと思うのですが、何かしら見ることに困っている方に役立ちそうなグッズ・機器・工夫のこととか、自分のやっていることを書きとめておければと思ってます。いわゆる視覚障害者と呼ばれる方だけでなく、口から「まぁ年だけん仕方ないわね」と出てきた

          はじめに