数学は嫌いかも知れないが、無意識に使っている!
50日目。
今日は数学の話。
数学はツライ教科
はい。
コレはかなり同意を得られると思います。
特に学生さん。
「いや!私は数学好きだよ!」
と言う方でも、
“数学が好き”というよりは、
“数学は得意科目で点が取れるから好き”
というのが正直なところではないでしょうか?
(私はそうでした)
以前作成した記事の“科学(サイエンス)”のように
なかなか身近なものに当てはめにくく、
いまいちどんな風に活用されているのかが
わかりにくいのが数学の難点ですね。
数学は直接的に何かの役に立つ、
というよりは、
“他の学問を何かに役立てるための過程で役に立つ”
と言う方が適切かと思います。
意外と数学は使ってる
そうは言っても、身近で使っていない例がないわけではないので、いくつかご紹介。
▪️直角三角形成立の条件
まずはこちら。
直角三角形成立の条件の1つに、
“斜辺(最も長い辺)はその他の2辺の長さの合計よりも短い”というのがあります。
イメージとしては“道路の横断”です。
車の通りが少なく、横断歩道や信号がない道路を
横断しようとした場合に、
“斜めで横断”してませんか?
なぜ“斜めで横断”するのでしょう?
もちろん、その方が“早いから”“無駄がないから”ですよね。
そうです。
ここで無意識に三角形の成立条件を脳内で活用しているのです。
▪️微分と関数
次は高校数学の嫌われ者、“微分”について。
“微分”とは次数を下げて、その時点での傾向を判断する行為になります。
イメージとしてはコチラも“道路の横断”です。
今回は車通りが比較的ある道路で、
かつ横断歩道や信号が少ない道路を
想定してください。
このような道路を横断する際、
当然ながら左右をしっかり確認し、
「今なら車にぶつからないな」
と判断して横断すると思います。
この「今なら車にぶつからないな」
という判断が“微分”なのです。
上述の通り、微分とは次数を下げる行為です。
今回の横断の例でいうと、
車の動きは直線上なので、
“Y = aX + b”で表現できます。
Xは秒数、
aは車の想定速度、
bは車の現在位置、
YはX秒後の車の位置
を測っています。
この関数を微分すると、
“Y’ = a”になります。
つまり、“傾きが0(変化しない)の状態の車”
を指しています。
イメージ的にはフラッシュ写真を撮っている感じですね。
何枚もコマおくりして、何枚目かでぶつかるから、
見送ろう/今行こう みたいな。
ちょっと難しいですかね?
数学は縁の下の力もち
先述のような直接的な活用例よりも、
やはり“縁の下の力もち”的な活躍が
多い教科が数学です。
現代社会で数学が使われていない場面の方が
少ないくらいなので、
“コレのどこに数学が使われてるの?”
くらいの気持ちで探索してみるのも、
一興かと思います!
たま〜〜に
高校数学の問題集とかみたくなるんですけど、
私だけですかね?
おにぎり紳士