創作の必須アイテム

21日目。
今日は募集中の話題から。

私のマストアイテムは”万年筆”です！

使い始めたきっかけ

使い始めたのは、もう10年以上前ですかね。。。
私は大学で理系の学部に進学したのですが、学年が上がり研究室に配属になりました。
そこではチーム制の運営を行っていて、先輩が後輩を指導する傍ら、自身の研究を行う、というスタイルを取っていました。

そこで私が配属したチームの先輩が、1本の万年筆をくれました。

もらったのは”LAMY”というドイツのメーカーの”Safari”というシリーズの万年筆でした。
これ自体は1本4,000円前後するもので、学生にとってはとても大きな金額かと思います。
先輩はコレを”自分が勝手にやっている伝統だ”と言い、授けてくれました。

当時は、
「万年筆とかカッコいい！」
「自分じゃ高くて買えないな～」
くらいの気持ちでいたのをとても強く覚えています。

そこからハマっていきました。
今では4本の万年筆を保有するほどになりました。
最後に買ったものは数年前ですが、どれも現役バリバリです！
万年とは言わないものの、結構長持ちする文具なんだな～
と思ってます。

なぜ万年筆がおススメなのか

日本で普通に生活していると、万年筆に触れる機会はあまりないかと思います。
フランスですと鉛筆と同じタイミングくらいで万年筆を使い始めるのが一般的なようで、小学生から使い始めるようです。

ちょっとした小話をご紹介。
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消えるボールペン”フリクション（PILOT）”はこのフランスの文化を背景に開発が始まったそうです。

当時PILOTでは「温度によって色が変わるインク」の開発を行っており、これを商品化すべく検討していたところ、打ち合わせの際に、「コレ、透明にできるの？」という指摘が入ったことにより”フリクションの開発”が始まったそうです。

ヨーロッパでは、万年筆で書く→間違えたら消去液で修正→別のペンで書く、という流れで記載することが通常だったようです。フリクションの開発は「文字が消せないという不満を解消できる」という強烈なニーズ刺激によりこの不満を解消しました。

日本だけでなく、世界中でフリクションは幅広く使われているようです！
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事実だけ見れば、万年筆はとても扱いにくい文具だと思います。

インク漏れる時もあるし、それなりの頻度でインク補充しないといけないし、なにより他の文具で事足りるのに高いし。

それでも、私は万年筆をおススメしたいです！

なによりもワクワクするのです！
万年筆を持つと「何書こうかな～」という気持ちにさせてくれるのです！

”馴染みがない”故に、そこには”非日常感”があります。

創作をする上でこれほど重要なことはないと思います。
創作以外でも、仕事上なんらかのアイデアを出さなければいけない時など、万年筆は「とにかく手を動かせ～！」というマインドを刺激してくれます。

考えるうえで重要なのは、とにかく頭の中だけで完結させないこと、なのです。
小さくても細かくても、思いついたことはすべてアウトプットし、書き連ねていく。
アウトプットする時間と推敲する時間を明確に切り分けることが結構大事だったりします。

そういう作業に万年筆はとても向いているのです！！

これから始める方へ

もし「これから万年筆を始めてみよう！」という方がいらっしゃれば、
ぜひ「コンバーター タイプ」をおススメしたいです！！

万年筆のインク補充には2通りの方法があります。
①カートリッジ
②コンバーター

①カートリッジ は差し込めばスグに使えます。
とても便利ですし、補充というほどの手間は発生しないのでお手軽です。

②コンバーター はインク瓶からインクを補充して使うタイプです。
いわゆる万年筆のインクをこぼして～みたいな展開が起きうるタイプですね笑

でも、ぜひ②コンバーターをおススメしたいです！
手間はかかります。
インク補充の時に手が汚れるかもしれません。
でも、きっと愛着がわくと思います！
大事に大事に使いたくなる大切な文具になると思います！
何より”万年筆使ってる感”を強く感じられますよ～＾＾

コンバーターをお使いになる方におススメしたいインクがあります！

PILOTの「iroshizuku＜色彩雫＞」というシリーズです。

[Concept]
日本の美しい情景から
日本には、美しい自然や景色が多く存在し、またそれ等にはとても美しい名があります。 iroshizuku-色彩雫（いろしずく）シリーズは、その美しい情景から創造された彩り豊かなインキです。 さらなる書く喜びと楽しみをあなたに (PILOT iroshizuku＜色彩雫＞HPより)。https://www.pilot.co.jp/products/pen/fountain/ink/iroshizuku/

この色彩は非常に情緒的で私は特に気に入っております！
一瓶で結構もってしまうので、ミニボトルで買うことが多いですが。。。

ぜひ、一度お試しあれ！

おにぎり紳士