お金のためじゃないって言いながら、ガッツリ金取るオンラインサロン講師
オレは勉強が割と好きで、暇を見つけて職業上のスキルを上げるために勉強している。勉強がどうして好きかと言うと、自分が役に立てる人間の幅が広がる可能性があるから。
誰かの役に立てる人間でありたい。勉強する根源はそこにある。だから、勉強に関しては人に役立つ知識や技術を取り入れることを、主軸にしている。
もちろん、ただの趣味でいろんな知見を深めることもまた楽しい。無駄かと思ってたことが、意外なところで役に立つこともしばしばある。だから、さまざまな情報に触れることも楽しみとしてはいる。
オレは専門的な技術職に就いている。どの世界にもすげぇ人はいて、オレの業界にもいる。コロナ禍も手伝ってか、オレのいる業界でも最近はオンラインサロンなるものが急速に流行っている。
講師あるあるなのが、「お金のためじゃない。1人でも多くの同業者に技術を上げてもらって、それで喜んでくれるお客さんを増やしたい!業界を盛り上げたい」なんてテーゼを掲げている。
その割にしっかりオンラインサロンの会費として月額を要求してくる。
技術を教わる以上、お金を払うことに1ミリの抵抗感もない。ありがたいから。時間をかけて習得したものを教わるわけだから、こちらは、時間を買うことができる。
ひとつ違和感なのが、なぜわざわざ「お金のためじゃないです!」って言っちゃうのかってこと。それ言っちゃうと卑しいと思ってしまうのかな。月額取るなら、がっつりお金のためじゃん。本当にお金のためじゃないなら無料でやるでしょ。ネットで無料でいくらでも情報出せる時代じゃん。
「オレはもっと稼ぎたいからオンラインサロンやります」でよくない?って思う。だって素晴らしい技術提供してくれるんだから、払う方もありがたいし。すげぇ人はガッツリ稼ぐ価値があるんだから。
お金のためじゃないです、とか言いながら、お金取ることだけは、どうしてもモヤモヤする。お金のためだって言っちゃえよって思う。いいじゃんそれで別に。なんなんだよ、その訳のわからん忖度。って思ってしまうんだけど、みんなどうなんそのへん。
繰り返すけど、オレはお金をむしろ払いたいと思ってる。大切なことを学ぶ以上、自分への投資としてそれは当たり前。引っかかるのは、金取るのにお金のためじゃないって言っちゃってること。それかっこ悪いからやめてくれ、と密かに思ってしまう。
あ〜、金麦飲みてぇなぁ