人口オーナス期における「教育」「学び」の姿は
沼田翔二朗 (第23期・高崎市・NPO法人DNA)
現代を生きる群馬の10代は、2つの歴史的な出来事を経験している世代である。一つはいわずもがな「コロナ禍」。学ぶことでも、遊ぶことでもニューノーマルが求められている。そしてもう一つは「明治以降、戦後最大」といわれる教育改革である。
産業革命時に発明された教育システムである「一斉授業」は、日本には明治時代に輸入された。日本式に変更しながら、およそ150年続く日本社会の学校教育を支え、今日に至るまで発展されてきた。一説によると