広島原爆の日 8/6 8:15黙祷
1945年(昭和20年)8月6日午前8時15分、広島に原子爆弾が投下され、一瞬にして平和だった街が壊滅してしまった。世界で初めて原子爆弾が使われた日だ。
毎年この日は、広島平和公園で記念式典が開催され世界各国から要人が集まって追悼の意を表している。広島平和公園には数多くの参列者も集まり、今ではだいぶ少なくはなったが被爆者も集まる。
被曝された方やその悲惨さを知る人は風化させてはならないと、悲惨さを語り継ぐことを続けられている。世界の平和を願ってのことである。
日本の首相も毎年8/6は広島に訪れている。その時の宿泊は決まってプリンスホテルだったようだ。仕方ないことだが、要人を守りやすいホテルということで海に面したホテルが選択されていたらしい。平和のための式典で襲われることを警戒しなければならないということに違和感を感じるが、現代社会のねじれを考えれば仕方のないことだろう。
今も、世界では無益な戦争が続いているところがあり、戦争になりかねないことを実施している国もある。一方、世界はウィルスとの戦いも続けている。もう一度過去を振り返り、笑うことさえできなくなった人、亡くなった人、破壊されてしまった街を見つめ直して、今人類がやらなければならないことを真剣に考えてほしいと願うばかりである。
8/6 8:15 黙祷
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