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【SS】落陽 #毎週ショートショートnote

11/6-11/12  お題 立方体の思い出 410文字


「しぼったばかりの夕陽の赤が〜♬」で始まる吉田拓郎の「落陽」は、私がこよなく愛する歌のひとつだ。人生と旅とサイコロをうまく関連させた歌詞となっていて、若い頃カラオケでよく歌っていた。最も、高校生の時にはフォークソングに夢中になり懸命にギターを弾いていたので、その延長線上でカラオケでもフォークソングをよく歌っていた。

歌詞の内容も好きなのだが、「みやげにもらったサイコロふたつ、手の中でふればまた振り出しに」というフレーズが一番好きである。人生は振り出しに戻ってもやり直すことができるぞと言われているような気がするのだ。

夕陽を眺める時には必ずと言っていいほど思い出すこの歌は、これまで生きて来た私の人生を肯定してくれているようで大好きな歌なのである。もちろん、拓郎の歌は大抵好きなのだが、サイコロのイメージと真っ赤な夕陽のイメージが結びついたこの歌は特別に好きで、常に私を支えてくれ続けた思い出の曲であることは間違いない。

410文字



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