RhB 2024
また海外旅行に行けるようになったら、すぐにでもドイツへ。
ジャーマンレイルパス使ってICEやローカル線に乗って、食堂車でビールを飲んだり、模型店巡りして、レイアウトの参考になりそうな旧市街を巡って、パン屋さん巡りしたり、いや、スーパーマーケットに行くだけでも十分楽しいな。
子供と過ごす初めての夏休み、ドイツ旅行を考えてみたのだがどうもしっくりこない。ドイツでやりたいことを考えてみると、写真は綺麗に撮れるだろうけど夏じゃなくても良さそうなことばかり。
夏だからこそ・・・そうだ、キャンプしながらスイスを巡ろう。スイストラベルパスがあれば移動は自由だし、アルプスの大自然の中でキャンプしたら子供の思い出にも残るはず。
またしてもドイツ旅行は先回しになってしまったが、夏のスイス旅行は大正解だった。
子供と海外二人旅は1歳の時の韓国旅行以来。しかも、今回は天気に合わせて自由に行先を決めたかったので、行き帰りの航空券以外は何も決めていなかった。多少の不安を抱えていたものの、キャンプ場は予約なしでも当日飛び込みで全然大丈夫だったし、スイスの交通機関は本当に便利で充実しているので、とても快適に旅行することが出来た。
9年ぶりのスイス、とりあえず子供にマッターホルンを見せるために晴れる日にツェルマットに行くことと、多少のハイキング、あとは以前訪れることが出来なかった小私鉄やラックレールの鉄道をメインに巡ることにした。
RhBは旅程から外そうかな・・・。とも考えたが、地球の歩き方にクロコダイルを使用したヒストリック・トレインが運行されていることが載っていて、クロコダイルは一瞬しか見たことが無かったので、ダヴォスからフィリズールまで乗りに行ってみることにした。のだが…
ダヴォス・プラッツ駅に行くと、おい、クロコダイルじゃないのかよ。
ははーん、603は入換機で、この後にクロコダイルが来るのだな。
と期待したのだが、そのまま発車時刻となってしまった。
まぁクロコダイルは414を目撃したことがあるので列車を楽しむこととしよう。
9年振りのRhB、こんな風に線路を渡って列車に乗る駅も少なくなってきたな。
アーチ橋を渡ったり、トンネルでうるさくて窓を閉めたり、
あっという間にフィリズール駅に到着した。
最後に機関車の入替を眺めて、この後にサメダーンくらいまで行こうかと考えていたが、クロコダイルを見れなかった悔しさからどうでもよくなって、来た列車でクールに戻ることにした。
乗車した列車は、アレグラっぽい最新式の客車数両に窓も開く旧型客車1両と機関車の編成で、RhBもMOBもこんな編成ばっかりになっていて、
9年前によく乗った機関車+窓の開く客車8両、制御客車なしだなんて編成が懐かしく思えた。車内はとても綺麗でキッズルームまであって子供は喜んでいたけど少し寂しい気もした。
そんなことを考えながら窓の開かない車両からぼんやり外を眺めていると、箱根登山電車の機関車が留置されていたのに写真を撮り逃してしまった。
9年前、そして10年前に散々乗ったRhB。果たしてまた乗りに来ることはあるのだろうか。
こんな編成を本線で見ることが出来たら最高だな。
機関車+客車+タンク車。
ついでに隣のcoopも連結しちゃえ。